【5】小寒に旬を迎える食べ物は?
小寒から大寒にかけては暦の上では,一番寒さが厳しい時期と言われます。
寒に入ると、水も一層冷たくなり、川や池の氷も厚みを増してきます。
気温が下がるだけでなく,空気も乾燥しているので、風邪やインフルエンザも流行しやすい時期です。
なので、栄養のある旬の物を食べたり,七草粥を食べたりして,厳しい寒さを乗り越えましょう♪

 

また、小寒の時期は年始と重なりますので、日頃は食べない食べ物を食べる機会が多いです。
体調を崩さないよう気をつけましょう
一般的に冬は野菜や果物などの収穫が少ないイメージがありますが、小寒の時期に旬を迎える食べ物は数多くあります
下記に、小寒の時期の食べ物をご紹介します。


【野菜】…大根,カブ,人参,サツマイモ,芽キャベツ,小松菜,アサツキ,ミツバ,セリ等
○[小松菜(こまつな)]…東京都江戸川区小松川で作られ,徳川綱吉によって名付けられた野菜です。
[薬膳的効能]…カルシウム、ビタミンB2が豊富で,身体の余分な熱を取り除き,イライラ消化不良,風邪の予防にも効果的です。
体質:陰虚・気滞・瘀血・湿熱、五性:涼、五味:甘、帰経:脾 腎
○[(せり)]…春の七草の一つ。
競り合うように群生することが名前の由来です。
万葉集の歌に詠まれるほど古くから愛されてきました。
[薬膳的効能]…清々しい香りで気を巡らせ、ストレスや肩こりを改善してくれます。
また、身体の余分な熱を取り除き、水分代謝を促進します。
体質:気虚・気滞・瘀血、五性:涼、五味:苦・甘、帰経:胃・肺

○[カブ(蕪)]…春の七草「スズナ」としても知られています。
弥生時代に日本へ伝来したといわれ,古くから親しまれてきました。
[薬膳的効能]…身体を温める作用があるため,冷え性消化不良、便秘などに効果的です。
また、気を下げる作用もあるため、のぼせやイライラ、頭痛にも効果的です。
体質:陰虚・気滞、五性:温、五味:苦・甘・辛、帰経:脾・肺
○[大根]…春の七草「スズシロ」としても知られています。

品種改良などの結果、一年中見かけるようになりましたが,本来の旬の時期は11月~2月頃です。
野菜が不足しがちな冬場に重宝します。
大雪の頃よりおいしい大根が出回り始め,ちょうど小寒の時期の大根は甘味が強くて,最も美味しいと言われます。
寒い時期に昔から食べられてる「ふろふき大根」などは冬の季語になっています。
また、この時期になると,おでんの具としても親しまれています。
○[サツマイモ]…寒くなってくると,おいしい季節になり,スーパーなどで見かけるようになります。10月~1月頃が旬の時期です。
収穫は9~11月に行われますが、収穫してすぐ出荷したものよりも貯蔵をしたものの方が甘味が強くなるため、12~1月に出荷されるものが旬となります。


【果物】…イチゴ,ミカン,イヨカン,ポンカン,キンカン,ダイダイ等 
○[リンゴ]…様々な品種がありますが,11月~1月頃は様々な品種で旬の時期を迎えます。
りんごの旬は10~12月の秋から冬にかけてですが、種類によっては小寒の時期に旬を迎えるものもあり、ビタミンが不足しがちな冬に重宝されます。
○[ミカン]…冬の果物の代表。旬の時期は12月~2月頃。
10月頃から「早生」と呼ばれる品種が流通し始めますが、1月になると,「晩生」と呼ばれる品種が店頭に並びます。
晩生は早生に比べて甘味が強く、味が濃いのが特徴です。
○[イヨカン]…伊与国(愛媛県)で栽培されていたことから名付けられました。
現在でも愛媛県を中心に和歌山、静岡などで多く栽培されています。
いよかんは…1~3月が旬の果物ですが、小寒の時期はまだ出始めとなり、2月に出荷量のピークを迎えます。
○[ポンカン]…愛媛県で最も生産されています。
11~12月に収穫がされ、食べ頃となる1~2月に出荷を迎えるため、小寒の時期くらいからスーパーなどに並ぶようになります。


【魚介類】…アンコウ,金目鯛,サワラ,ブリ,カレイ,タラ,カワハギ,ワカサギ,ヒラメ,フグ,イカ,ナマコ,牡蠣等 
○[河豚(フグ)]高蛋白低カロリー。生活習慣病にも良いとされるタウリンも多く含む、スタミナ食です。
小寒の時期のフグは,産卵前なので,脂がのっているのが特徴です
・刺身で食べる場合は「てっさ」と呼ばれます。
河豚のしゃぶしゃぶ…他の魚よりも弾力があり、なかなか噛み切れないため、薄く切って、ポン酢でいただくのがお薦めです。
普通の魚よりも弾力があり噛み切れないため、薄く切り、ポン酢につけて食べるのが一般的です。
○[タラ(鱈)]…北の海を代表する魚。
癖のない白身魚で,現在はスーパーで年中手に入りますが、旬は小寒の時期

高蛋白低カロリーなので、ダイエットにもお奨めです。

・[薬膳的効能]…気と血を補い,息切れ,めまい,動悸を改善します。疲労時の体力回復にも効果的。
体質:気虚・血虚・瘀血、五性:平、五味:甘、帰経:肝・脾・腎
・タラを漢字で書くと「魚」偏に「雪」で、寒い季節の魚の代表ともいえ、雪の降るこの時期は、脂がしっかりのって、一番おいしい時期です。
口が大きく、お腹が膨らんでいるのが特徴で、かなりの大食漢だそうで、体がまるまると太り、その膨れたおなかは「たらふく(鱈腹)食べる」の語源になっています。
鮮度が落ちるのが早いので,なるべく新鮮なものを選びましょう。
体が大きく,張りのあるもの,背中の模様がはっきりしているもの、切り身であれば、うっすらと透明感があるものが新鮮です。
タラはムニエル,鍋,鍋雑炊,湯豆腐にしても美味しいです。
・[湯豆腐の作り方]…タラの塩気と昆布の出汁の風味が最高に美味しいです。
昆布でとった出汁に、タラの切り身と豆腐を入れます。
中心に醤油、酒、細かく刻んだネギと削り節を入れた蕎麦猪口をおいて鍋を煮立たせます。
○[ブリ(鰤)]…たっぷり太った寒ブリは旬の味です。
12月~2月初旬に日本海側で水揚げされる天然のブリは「寒ブリ」と呼ばれ、産卵や越冬のために栄養をたっぷり蓄えています。
脂がのった寒ブリを、刺身やブリしゃぶで食べましょう♪


【6】小寒時期
小寒の時期に開花する花には、下記のような種類があります。
○[シクラメン]…様々な品種のあるシクラメンの開花期は10月~4月頃で、冬の間は見かけることができます。
なので、冬の花と言えば,シクラメンが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
シクラメンは開花期が非常に長いのが特徴で、丈夫で育てやすいことから「鉢花の女王」とも呼ばれています。
○[サザンカ]…ツバキとよく似た花ですが、サザンカの方が先に咲きます。
ツバキ科ツバキ属の一種で、日本の固有種の花です。
開花期は10月上旬~1月下旬頃ですが、小寒の時期にも咲いています。
○[ツバキ]…サザンカより遅く、種類にもよりますが,1月中旬~4月下旬頃に咲きます。
ツバキは品種によって開花期が異なりますが、最も多いのは11~2月に咲くタイプです。
サザンカと見た目がよく似ていますので,混同されやすいですが,サザンカの方がツバキよりも早く咲くため,晩秋に見かけるのはサザンカ,初冬~晩冬にかけてはツバキと覚えるのがよいかも知れません。

(但し、サザンカでも晩冬から早春にかけて咲く品種もあります)
○[プリムラ]…花が少なくなる晩秋~春先(早春)に旬を迎える、サクラソウ科サクラソウ属の園芸植物です。
12月~4月頃に咲きます。
ジュリアン、ポリアンサ、オブコニカなど、様々な種類があります。
○[カランコエ(別名:ベニベンケイ)]…小寒 晩冬…冬の定番鉢花のひとつ。
ピンク、オレンジ、黄色など様々な色が楽しめます。
開花時期:11月~4月、花言葉:「おおらかな心」「幸福を告げる」
[ジャノメエリカ]…釣鐘型の小さな花をたくさん咲かせます。
アフリカからヨーロッパにかけて広く分布しており,その品種は630種ほどもあるとか。
開花時期:12月~4月、花言葉:「孤独」「博愛」
[ストック]…名前の由来は、スキーのストックのように茎がしっかりしていることから。
日本には江戸時代に渡来し、生け花用の花として重宝されてきました。
開花時期:11月~4月、花言葉:「愛の絆」「真面目」
○[ユリオプスデージー…寒さに強く、土が凍結しない限り枯れることはないと言われています。
花の少ない冬を鮮やかな黄色で彩ってくれます。
開花時期:11月~5月、花言葉:「円満な関係」「明るい愛」
○[ヒヤシンス(風信子)…英名:Common hyacinth, garden hyacinth、学名:Hyacinthaceae、科名:ユリ科、属名:ヒヤシンス属、原産地:北アフリカ 地中海沿岸
ヒヤシンスは球根を水耕栽培や鉢植え・地植えなどで楽しめる植物です。花色が豊富なこと、香りがいいことから近年さらに人気です。
水耕栽培がインテリアとしてもおしゃれなことから近年さらに人気です。
○[蝋梅(ろうばい)]…寒さに強く、花の少ない冬に咲く貴重な花です。
甘い香りが特徴的で、ろう細工のような花びらと、梅に似ていることから蝋梅という名前になりました。
○[ナズナ(薺・ぺんぺん草)…英名:Aloeshepherd’s purse、学名:Capsella bursa-pasoris、科名:アブラナ科、属名:ナズナ属、原産地:東ヨーロッパ・中国
東ヨーロッパから麦と一緒に紀元前に日本へ入ってきたものと思われます。史前帰化植物。
春の七草の一つ。
○[(ひいらぎ)]…葉の鋭いトゲによって,邪気を払う木とされています。
しかし、鋭いトゲは老樹になると、トゲをなくし,丸い葉になってしまいます。

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