Netflixオリジナルのアニメーション映画作品で大きく話題を呼び、今やNetflix作品として異例の拡大上映を果たしている──『超かぐや姫!』。私も見てきました。

 

個人的な感覚だけど、あんまり刺さらなかったな。これを制作している側はいわゆる「ニコニコ動画文化」が築き上げてきたボーカロイドなどが好きなのかな、って思ったし、見てて楽しかったのが実直なところ。ストーリーラインも結構シンプルで分かりやすかったんだけど、圧倒的にアウトプットが足りない。というより、「ニコニコ動画文化」や「よくあるアニメ的展開」を肉付けして “それっぽさ”を形作ってるから作品として空っぽなんだよな。

 

冒頭で何の計画なしに語っても意味を成さないので、「良い点」と「悪い点」に分けて述べていきます。あ、ネタバレ注意です。

 

 

・良い点

 
先程も言った通り、ボーカロイド曲やライブ演出が多彩であるため、また綺麗なアニメーションから映像が華やかになっていること。これはかなり現代的でありながら、今作品の舞台設定から『サマーウォーズ』なり『竜とそばかすの姫』なりの世界観を想像した人もいるはず。あと、ライバーとかVtuberの設定とか。
 
まあ要はデジタル的世界観のもとで、綺麗なアニメーションで可愛い女の子を2人でキャッキャッウフフしてるような感じ。今風の百合アニメにあり得そうな展開ばかりで、どれもオタク心をくすぐるようなものばかりでした。
 
ただそれが良くないんだけど。一向に世界観の映像を魅せてるだけで、彩葉やかぐやの掘り下げがあったとしても全然入りきれないし、終始「あなたは何を言ってるんだ?」ってなる。台詞と物語が一致してない。展開的には「掘り下げ→エモーショナルなドラマ」を形成しようと恐らく考えていたと思うんだけど、「彩葉の両親はどういう?」とか「彼女はなぜ一人暮らしをしてまで学生生活を送りたかったのか」などの疑問が浮かんで消化不良に陥ってる。
 
…………良い点で作品を貶すとかアンチの鏡で草。
 
仮面ライダーゼロワン 29話 「オレたちの夢は終わらない」 感想 : グマのメンヘラ日記
 

・悪い点

 
まず、先程からお伝えしているとおり、掘り下げが全然意味を成していないこと。これに尽きる、と言っても過言ではないんだけど……例えば、彩葉の話。
 
彩葉は幼い頃に慕っていた父親を亡くしました。で、母親とはあまり会話を交わすことなく、ただ一方的に一人暮らしをするために実家を出て、高校生活を過ごしていた。その時の条件が東京大学しか進学を認めなかったこと。
 
………………は? これだけで本当に納得すると思ってるんですか?
 
慕っていた父親が亡くなってから母親と会話をあまりしなくなった。けど、それって何かのきっかけがあるんじゃないですか? もしかしてあの小さな喧嘩がきっかけで会話を交わさなくなり、結果的に一人暮らしをすることを決意することにしたんです? 彩葉って。それだとしたら彼女って、ただ自分勝手でカスな人間でしかないんですが。
 
まあ母親も同じようなものなんだけどな。自分の娘と対等に話そうもしない人に、な……。
 
あと父親も。どうして亡くなったのかはさておいて、なぜ父親は彩葉を可愛がっていたのか。何か理由があれば良いと思うんだけど、作中にそれっぽいものが提示されなかったのでワケワカメ状態。娘の彩葉と共作しかけた曲でエモーショナル展開を起こしていたかも知れないけど、残念ながら愛娘に対する理由がないのでダメです。はい。(←誰目線だよ)
 
それに彩葉の相棒であったかぐやもダメ。こっちは一向に解説も何もされないし、あったとしても「実は輪廻転生を繰り返して8000年を過ごしてきた人でしたー!」という驚愕展開で冷めました。それで本当にインパクト取れると思ってのことで?視聴者舐めてんのかよ
 
まあ人物的考察は置いておいて、次は上記のダメダメな掘り下げが意味を成していない理由についてです。これについては、良い点で述べたキレイキレイなアニメーションに理由があります。
 
なぜかって、今作品のキレイキレイなアニメーションがあたかも一定の作品の質として保っているかのように魅せているんですよ、これが。いくらヤバそうな人物構成であれど、浅い掘り下げであれど、全部キレイキレイなアニメーションで美しく磨かれてしまい、観る人全てを騙してしまう、そんな理由になります。
 
しかも怖いことに、このキレイキレイなアニメーションに加えて「ニコニコ動画文化」や「アニメーション文化」が一挙に肉付けされることで、誰にも手に負えない状況になってしまうのです。ハー怖い怖い。そして軸のない何の変哲も加えていないストーリーラインが加わることにより、更に悪化してしまう悲劇。
 
 

・まとめ

 
と言ったところで、全然見所のない薄っぺらいアニメ作品でした。
めでたしめでたし。良いハッピーエンドにならなかったね^^

 

………………本当に予想が全くつかないな、ハロウィン以降から。

 

 

というわけで今日発表があったとおり、今年のコナン映画を主題歌として彩ってくれる方はMISIAさんだそうです。

上記ブログで「オマージュ元の主題歌が女性だったから男性なのでは?」という傾向を外してしまい、もう主題歌予想がつけなくなりました。はい。

(しかも隻眼のKing GnuがSMEであることを踏まえれば、2連続でSME系が担当することになるという。これまでの傾向を考えてもあり得ない)

 

まあ、風の女神×音楽界の女神をかけてるんだろうな、今回。

特段出身地にかけた意味合いはなさそうだし、内容的にふさわしいと思っての依頼でしょう。

 

 

 

この疾走感溢れる今年の作品。『真・侍伝YAIBA』の蓮井監督と信頼感のある大倉脚本が如何に発揮してくれるのか、楽しみで仕方ありません。

 

 

 

 

 

 

これはあくまで余談なので気にしないで欲しいのですが……。コナン映画の主題歌は大体、人と人の繋がりが結果的に主題歌に繋がっていくという話をよく耳にするので話しますが、今年の主題歌のMISIA氏は一昨年と昨年で2回女性ボーカルグループとコラボした経験があるんですよ(そのうち、一昨年では日テレ関係のお仕事)。また、旧体制を含めてMISIA氏の楽曲をカバーした経験がある(うち、メンバーのミカが「果てなく続くストーリー」をカバー)。

 

 

 

 

 

……来年30作目の主題歌?(小声)

 

 

 

 

その30作目についてですが、ハロウィン~ハイウェイまでにおけるオマージュの傾向が顕著なので、来年もまた『ベイカー街』がオマージュされることは間違いないでしょう。となった場合、原作者の青山先生が匂わせている「新蘭」メインが来ることはほぼ確実視できそうな状況である上、担当する脚本や監督もある程度予想がつけると思います。

 

まず脚本。こちらについて踏襲されると考えた場合、最近では数々の『名探偵コナン』(アニメ)で筆を執ってきた三上幸四郎氏が江戸川乱歩賞を受賞されていることから、来年の作品で筆を執る可能性が高い。彼は今年1月において2回アニコナで担当していることを踏まえたら、来年用の脚本を既に書いているか、書き上げていると思います。

 

で、監督はどうなるかと言えば……あまり予想が立てられない中、30作目という節にふさわしい作品をつくってくれるだろうという希望を含め、立川譲監督になるのかなと思います。ただ私個人の希望なので外れてもおかしくはないです……。

 

そして毎年話題になる主題歌。ハロウィン~ハイウェイまで全くもって良いほど予想が難しく、かつ過去の主題歌傾向を外し、内容にふさわしい方を担当されることになっているので、外れることを前提に予想を立てたいと思います。上記ブログで述べた法則(既に外れている)で考えた場合、第30作目は女性になると思われますが、ハイウェイの事例が法則を打ち破ったので女性である予想は玉砕されました。悲しいね。

 

ただ第30作目にふさわしく、流行に囚われることのない実力者を連れてくることは確実なのではないかと思ってます。当初はミセスが今年の主題歌をやるんだろうと思ってたけど、今改めて考えたら爽やかすぎて合わないだろうな、と。

 

まあでもMISIAと繋がりのある人達で考えても、私個人であげられるのが上記のリトグリしかないんですよね……。他にあげられる方がいたらコメントで教えてください。一応、私の予想ではリトグリにしておきます……。

以前、ゼッツに関する感想を書いたと思うんですけど、今週分の放送を見て改めて「画期的な作品」に位置するものだと感じる。恐らく、『仮面ライダーリバイス』より遙かに遠い位置に存在する「仮面ライダー」だぞ、これ。

 

というのも、今週分の放送ではバクの周りに居たエージェントがほぼ全て死亡、居るのはスリーのみという怒濤の展開になったため。そして目覚めるねむは何を言おうか、ザ・レディのことを「母親」呼び。ここから更なる展開を見せていくのだろう、ひいては史上最高の展開を見せていくのではないか、と思うのが私の考察です。

 

まあ石ノ森ヒーロー像を直接受け取ってないのがゼッツなんですよね。元となるヒーロー像が海外ドラマから拾われ、肉付けされるかのように石ノ森ヒーロー像が備わっていく。どうりで内輪から不評が相次いでいるのはそういうことです。みんな、海外ドラマを観るんだ。そっちの方が日本ドラマより面白いぞ(こら)。

 

 

 

今週分も含めて考察しておきますと……まず、CODEの存在について。台詞からして唐突さは拭えない展開だったんですけど、要するに地球外生命体(=ナイトメア)から人類を防衛するための組織。そこには人の心などなく、ただひたすらにナイトメアから防衛するためだけで、紅覇やファイブが亡くなったとしても、バクが悪夢から覚めないとしても、任務を遂行させて人類防衛と言う役割に徹しているだけ。

 

恐らく最初にその組織から抜け出したのがゼロなのではないかと思われる。バクの台詞をきっかけに共に戦うことにしたゼロだったが(現在行方知れず)、今後の展開にゼロの株が上昇することは間違いないのではなかろうか。ただ役割に徹して任務を徹しているだけの組織とは違う、新たな組織を成立させようとゼロは奮闘している最中、CODEに飲み込まれて反抗の意思を持てなくなってしまったのか。だが微かに意思を持とうと、セブンであるバクを擁立した。この道筋なのかな。

 

であるならば、ゼロがあえて小鷹に倒されたワケに一応の納得がいく。自分は死んだと思わせてCODEに隙を与え、復活とした時には新たな組織を立てていた。良くも悪くも言えば日本の特撮らしさがある展開になっていくんだろうな。

 

その新組織に加入していくメンバーに小鷹が入っていくのは間違いない展開なんだろう。私の考察通りにいけば、彼は自分の恋人=ねむを救う為にCODEから抜け、ザ・レディの指示通りに動いていた。だが彼女の思惑を知った彼は旧知の仲がつくっていた新組織に入り、CODEやザ・レディと対峙していく、と言う流れになるだろう。今週分では小鷹が死亡していることになっているけど、何らかの形で復活することは明白なのではないかと思われるし、紅覇やファイブもそのうち……だろう。

 

じゃあCODEやザ・レディの狙いはなにか。前述した通り、CODEはナイトメアから人類を防衛するための組織だが、ここからの展開によって株が急激に下がっていくのだろうと思う。防衛という役割こその本質は変わらないものの、それは建前で、本当の目的はザ・レディの目的と絡むどころか一致するものと思われる。つまるところ、ザ・レディこそがCODEの設立者になるのではないかと思われる。

 

ザ・レディの掘り下げが次週より始まるらしいのだが、一応先に私の考察を。彼女の目的は定かではないし、一向に謎が深まるばかりなので分からないことだらけなのだけど、彼女の目的は「人々の深層心理からの解放」を狙っているのではないかと思われる。その壮大な目的を果たすためにCODEという大義名分を果たす防衛組織をつくり、いくつかのエージェントを育成。この時に洗脳機関だという事実が繋がっていくと思うんだけど、そのエージェントのうちバクや紅覇が選ばれてしまった、ということ。まあ容易く言えば全てザ・レディの手中に収められていたということですね。

 

だがその手中に気付いてしまったゼロは単独で新たな組織を立てるべく、CODEから離脱しようとした。この辺は前述した考察なので書きませんが、いかに彼が用意周到なのかが分かっていくのだろうと思われる。

 

(紅覇、仮面ライダー化する動機が揃ってて草。何なら小鷹にも仮面ライダー化する動機もあってて草)

 

ただザ・レディがなぜバクに近づいてきたのかが分からんのだよな。そのまま自分の手で倒しておけば、自分の計画に支障が出ることは間違いないはずなのに、どうしてカウンセラーの立場で彼に近づいて行くんだろう。恐らく自分の過去に関わっている人物とバクが似ていた、という動機が形成されていくと思うのだけど。

 

 

 

 

という感じです。

ここから怒濤の本編が連続していくとなれば、生き生きして書くゅぅゃの姿が想像できますね。

……久しぶりにアメブロで感想を書きます。感覚が鈍りそうな気がするけど、noteでも一応映画の感想を書いてきたのでそちらもどうぞご覧ください。多分鈍らず書くことができると思います。

 

で、見てきた作品は『仮面ライダーガッチャード』シリーズの映画版。こちらは王道過ぎるにもかなり王道的な物語で熱いし、お祭り的な内容でした。人間ドラマが成熟していうというより、エンタメ的な内容で家族で楽しめるものだったんで、「これ家族で見たら結構楽しめたんだろうな」って思った。

 

冒頭で簡単に述べるならそんな感じ。この作品を書いてるのは内田・長谷川のメインライターのうち、後者=長谷川さんが筆を執っているんだけど、彼らしい、かつ本編中でもやりたかったことなんだろうなって見てて感じてた。だけどメインPの湊氏が「楽しめる方向性」にシフトされたせいか、どっちつかずの内容になっちゃってる。

 

 

 

・展開

 

序盤でも書いたとおり、全体的な展開はかなりシンプルで王道的。「我々が今までヒーロー映画」というものを今回も見させていただきました、と言う気持ちで新鮮に見られるというものだったし、映像的に楽しめることが十分に可能。それに、未来宝太郎がなぜ現在の宝太郎とブレてしまったかの経緯を語るところも含め、人間ドラマに力が入っているように見えたからか、まあ大人でもそれなりに楽しめるんじゃないかな。少し不満だったけど。

 

でも私が一番言いたいことは、「本編中でもあり得た展開」だってこと。これは特撮に限らない創作全体の話題になるんだけど、登場人物たちとの掛け合いをさせるために、どのような世界観のもと、どのようなドラマのもとを考えていくのよ。その結果、自分らしさが現れたオリジナリティーが生まれ、この世にごまんと存在する物語が生まれていく。

 

『ガッチャード』だってそう。序盤の際に宝太郎が未来に行かなければ変化しなかったし、未来に行ったとしてもその先に存在しブレた自分に咎められ止まったら、変化しない。つまり、「何かを行動しなければ変わらない」、ということが実にヒーロー映画らしいテーマだったんじゃないかなって感じた。

 

今回の作品のせいで、「1人で孤独に闘うガッチャード」(デイブレイク正史)、「過去の自分と共に闘うガッチャード」(映画)にまた未来が分かれた。要は平行世界ってことなんよね。本編でも触れていた通り、クリスマス回でデイブレイクが助けに来なければ、デイブレイク正史の通りになっていた。けれど助けに来て共に闘ってきたことで、もう一つの分岐点が生まれた。

 

という感じ。公式IFルートが沢山生まれててこちらとしては考えてて楽しいものです。

 

 

・デイブレイク

 

 

未来宝太郎のことなんだけど、彼は現在と比較して意図的にキャラブレが生じていた。まあ仲間が死んでいったり(その数人は人形に利用された)、大切な人が死んでいったりという展開があったら、本来の自分とは乖離した性格が生まれるよね。医学的に考えたら躁鬱のような病気になっていたと思うんだけど、そんな彼に果して現在の宝太郎による叱責が効くかどうか。

 

2度の展開があった。2度目の展開は筋が通ってて良かったんだけど、2度目の展開を予定していたなら、1度目の展開は他に言い回しがあったのではないかなって微妙に疑問を感じたところ。

 

ただDAIGOの役作りが本島氏と重なるところがあったので、なんとなーく気にしてなかった。

 

 

 

・まとめ

 

 

総じて言えば「お祭り的な楽しくワイワイ人間ドラマな映画」ってことですね。本来の仮面ライダーみたいな作品を見てて面白かったな、って。

予想というカスな記事を書く私です。はい。

卒論も無事に終わり時間を持て余しているので許してください。

 

今回の記事は『チェンソーマン 刺客編』についての予想になります。昨日のジャンプフェスタでつい最近になり発表され、いよいよ『チェンソーマン』シリーズの第一部がクライマックスになろうとしている中、「映画なの? TV放送なの?」と早速予想の声が飛び交っている状況になります。あと、「主題歌はもちろん米津〇師だよね?」という声も聞こえてくるとかなんとか。

 

(早速米津〇師に期待かかってて草)

 

なので、今回は「映画なのかTVなのか」予想してみたいと思います。ついでに主題歌も予想してみようかな。

 

 

・放送媒体について

早速放送媒体について予想してみたいと思うのですが……まず、『チェンソーマン』シリーズのURLについて注目していきたいと思います。「え? URLなんか注目してどうするんだ?」って? それはご自身の目で見て貰えれば分かると思います。

 

TV放送された『チェンソーマン』はURLが「 tvseries」と書かれているが、後に映画として大々的に展開された『レゼ編』は「movie_reze」とURLに記載が為されている。しかし、刺客編のURLには「tvseries」とも「movie」とも記載されておらず、ただ「assassin」としか記載されていない。

 

純粋に考えすぎかも知れないが、もしも刺客編がTV放送であれば「tvseries_assasin」とURLに記載されるはずだし、映画であれば「movie_assassin」と記載されるはず。だがどちらの表記にもではないため、こちらとしては少々困惑するのである。一体、どの媒体でやるのだと。

 

ただここで参考になるのが、他作品となる『鬼滅の刃』シリーズ。こちらも「無限列車編」を映画化した結果、日本列島ひいては世界中で熱狂的にさせるほど話題にあがり、日本国内の興行収入に見事トップ1に輝いた作品になる。

 

『鬼滅の刃』シリーズでは「無限列車編」を映画化させた後、映画版にTV放送の演出を入れたものを再放送。その後に「刀鍛冶編」を放送、そして原作のたった9話しかないとされる「柱稽古編」がTV放送された。

 

この鬼滅の事例を参考に『チェンソーマン 刺客編』について予想すると、恐らくではあるがTV放送されるのではないかと考えられる。理由はさておいて、『刺客編』をTV放送するとした場合、『鬼滅の刃』の「柱稽古編」と同様にアニオリが含まれながらの放送になるのではないかと予想される。

 

そして気になる放送年として、今から3年後の2028年になるのではないかと思われる。これまでの『チェンソーマン』シリーズのスパンで考えた際、TV放送から『レゼ編』の期間が大体3年ほど空いていることから、恐らくこのスパンでシリーズ第一部が描かれていくのではないかと思われる。

 

そうなった場合、刺客編の次に来る話、つまり銃の悪魔編やマキマ編は一緒くたにまとめられ、また3年後の2033年に公開されるという流れになってくるのではないか……と予想します。まあ、相変わらずカスな予想(個人比)なので気にしないでください……。

 

 

・主題歌

 

はいもう私言います。

 

 

 

 

 

 

米津玄師です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米津玄師が第一部の主題歌です。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一度言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米津玄師が第一部の主題歌なので変わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

米津米津うるさいですね、私。

と言っても私が予想していることには変わりは無いです。

 

『チェンソーマン』シリーズ、第一部と第二部で物語が分かれているし、TVシリーズ第1期(便宜)はOP変わらず、EDだけ一話ごとに切り替わるという流れをやっている以上、制作陣が「あえて」やっていると思うのです。

 

あまり原作漫画を読んだことがないので分からないところだらけなんですが、制作陣の思惑でTVシリーズ第1期とレゼ編の主題歌が同じアーティストである以上、米津玄師が第一部の主題歌であるのではないか? と予想しているのです。なので私は、米津玄師が今後の刺客編、銃の悪魔編やマキマ編も主題歌として携わるのではないかと。

 

恐らく第二部の制作も視野に入れていると思うものの、ウィキペディアを見る限り視点が変化しているので、第二部の主題歌は女性アーティストになりそうな予感はしますね。はい。

 

 

 

以上です。最後まで読んで下さりありがとうございます。

ゆるーく書きたいと思います。と言っても考察はあまり深くないと思うので気軽に読んでいただければ幸いです……。

 

今年分のゼッツくんが終わったところで、一応総括的なことをしたいと思います。この作品、これまでのゅぅゃが書いてきたライダーの中では段違いでスケールが広い上に難しいところがあるので、ここで一旦まとめておきたいと思います。あくまで個人的にまとめておいているので、読者向けに書いていることは期待しないでください。

 

 

・全体を通して

「夢」を貫いて描いている作品ではあるんだなと感じている。脚本で動かされていることは否めないし、キャラが崩壊しかけている登場人物もいる。ただそれでも、作品全体のテーマは貫いて世界を目指している作品なんだなって感じている。なんだろ、「夢や希望を持たせる」日本ヒーロー像と世界が持っているヒーロー作品の良さを組み合わせた、そんな感じの作品なのかなって思ってる。

 

これは石ノ森ヒーロー像に当てはまる話なのだが、日本のヒーローは「夢」や「希望」を我々第三者に与えているものが多いんだよね。マーベルやDCの「ヒーローもまた一般人だ」という認識とは違って、わが国が誇るヒーローは「誰かの夢を応援するために」動くキャラクターが一つの特徴でもある。

 

海外のヒーローは「一般人だ」という認識が故になかなか人間くさいドラマを見せてくるんだけど、日本のヒーローはそう言ったドラマを見せるのではなく、「誰かの夢を応援することは立派なことだ!」とか、「夢を叶えることは幸せなことなんだ!」とかそう言った動機の側面でヒーローが颯爽と現れ、敵を倒しながら、人間ドラマを描いていく。

 

時々日本ヒーローも人間くさいドラマを展開することがあるのだけど、あまり暗い印象を突きつけてくるようなものはない印象(偏見)。暗い印象を見せつける分、明るい印象のドラマを連想させてくるのが我々日本ヒーローの特徴なのではないかと。

 

そういったことを考えたら、ゼッツは全うに日本ヒーロー像を貫いているヒーローなのではないかと思ってる。いわば原点回帰のような作品だと捉えた方が良く、これから起こる先の展開は全て、日本ヒーロー像が抱えている特徴に当て嵌まってくるのだと頭に入れた方が良いかも知れない。そこに海外ヒーロー像の特徴でもある、「ヒーローもまた一般人」という認識を持ってくることで、時々ヒーローのような側面を見せつつ、人間くさい側面を見せるという感じに仕上がっているかも知れない。

 

話は変わるけど、今日の放送後に情報解禁された新ビジュアルから予想して、今後の展開は元々のエージェントたちを解放する流れへ移り変わっていくんだろうと。そこから徐々にCODEの秘密が明らかになったり、ゼロの正体が明らかになったりするのだろう。だとしたら、今回の作品はより一層、シリーズ構成で我々視聴者が評価を下した方が良いのではないか。

 

放送開始前から「海外目指します!」と高らかに宣言した通り、この作品は真っ向から海外へ向けてアピールをしている作品なのだなと感じている。これが吉と出るか、凶と出るか。この先の展開によって評価が揺らいでしまう作品なのかも知れない。

 

 

・各登場人物について

まず主人公のバクについて。造形は日本ヒーロー像そのものだと思った方が良いし、「希望を与えてくれる」存在感になってくれるのだろうと思っている。最初は「趣味でエージェントをやってます! 夢で!」という思いしか持ってこなかった彼なのだが、今後の展開を通して「職業:エージェント」に近づいていき、闘う意義ができていくのだろう。

 

次にバクの相棒であるねむについて。彼女は夢から覚めない存在で、現実では行方不明となる存在。恐らく彼女を利用してナイトメアという存在が生まれている可能性はあるかも知れないし、今後において彼女が物語の中心となることは間違いないのだろうと私は思ってる。

 

でノクスくん。彼は結局の所何がしたかったのだろうかなあ。「自分のような犠牲を出したくない」とバクに再三再四、忠告をしていた彼だったものの、今年最後の話で夢から目覚めてしまったので今後はどうなるのだろうと。敵幹部と連んでいる様子からしたらまだ敵側かも知れないけど、物語終盤になれば味方へ移っていく可能性は秘められているのではないか。

 

その他。怪事課はクソ。存在意義が見出せない。あるとすればノクスの正体を突き詰める為の役割しか担ってない。

バクの妹も何がしたいんだろうね。まあ今後の行く末によっては役割が変わってくるのだろうけど。

 

 

 

 

と言ったところかな。

軽くまとめておけば、『仮面ライダーゼッツ』はこれまでの令和ライダー、ひいては仮面ライダー史上類を見ない作品になるかも知れません。以上。

無味無臭

今週のゼッツくんも相変わらずの話でした。後出しじゃんけんムーブはいつまで続けるんでしょうか。

 

 

・バクと少年

いつの間にか仲良くなってて草。少年からしたらバクは不審者の立場なのに、どうして話せるんでしょうか。今時の小学生は防犯ブザー鳴らして逃げるぞ。話す余裕もないぞ。

で、バクと一緒に居た少年くんは結局夢主でした。「家族が営んでいた食堂がつぶれて自分の夢が潰えた」なんて自己中心的すぎて共感できやしないんですが……。てか家族描写って前回出てた? 後出しじゃんけんでしょうが

 

・怪事課

いつものように何もできやしない無能刑事がバクに切れまくっていましたとさ。お前さんは変身する能力を持ち合わせていないのに、なぜのこのこと出てこられるんでしょうか。てか今回怪事課が出てくるような描写が少なすぎて草、バクの情報伝達の役割しか果たしてないの、刑事としてどうなのでは?

 

・今週のナイトメアくん

デカデカ隕石そのものがナイトメアでしたとさ。こじつけで草

 

 

 

来週からバクの掘り下げが始まるらしい。そこで世界観やノクスの掘り下げがあると良いけど

やってきましたこの季節。冬と言えばこの予想をしなければいけないと越せない気がします。

 

今年も来年に関するコナン映画の告知が解禁されました。

主役はなんと萩原千速という、原作では直近に登場したキャラクターをメインに据えるという。恐らく長らくコナンを追ってきた方からしたら「え、誰?」とつい思ってしまった方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

まあ、萩原、と名字がついてる時点で察してる方は多いと思いますが……。

 

それはともかく、『ハイウェイの堕天使』の主題歌を飾るアーティストは一体誰になるのか。今回も予想を立ててみたいと思いますが、その前に映画公式サイトと特報を置いておきますね。

疾走感のある映像に、爆破。そして『真・侍伝YAIBA』で監督を担当された蓮井監督に、ハズレはないと言われる大倉脚本。来年もきっと盛り上がること間違いなしです。

(補足:『隻眼の残像』は『100万ドルの五稜星』を越えることが結果的にできなかったそうです。やはりエンタメ性を求めるとしたら広く一般に受け入れられる方が良いのか……?)

 

 

 

 

 

それで、私の考えた傾向というのは以下の通り。

 

 

ハロウィン以降からの直近の作品は時計じかけからの初期作品をオマージュしたものなのでは? とファンを中心に騒がれているのは既に周知の事実。そこから紐解いて、作品の雰囲気も然り、主題歌もそれに踏襲して作られているのでは? と思い、今回調べてきました。

 

その結果、「時計じかけ~暗殺者」で担当した主題歌アーティストは全て性別がひっくり返る事態になっているんです。

 

『時計じかけの摩天楼』で担当した杏子さんは『ハロウィンの花嫁』ではBUMP OF CHICKENという男性アーティストに。

『14番目の標的』で担当したZARDは『黒鉄の魚影』ではスピッツという男性アーティストに。

『世紀末の魔術師』で担当したB'zは『100万ドルの五稜星』ではaikoと言う女性アーティストに。

『瞳の中の暗殺者』で担当した小松未歩は『隻眼の残像』ではKing Gnuという男性アーティストに。

 

これって偶然か? と思った私はタイトルのニュアンスについて考えてみたのですが……これも個人的に、類似しているなと考えました。

 

『時計じかけの摩天楼』主題歌「Happy Birthday」→『ハロウィンの花嫁』主題歌「クロノスタシス」

『14番目の標的』主題歌「少女の頃に戻ったみたいに」→『黒鉄の魚影』主題歌「美しい鰭」

『世紀末の魔術師』主題歌「ONE」→『100万ドルの五稜星』主題歌「相思相愛」

『瞳の中の暗殺者』主題歌「あなたがいるから」→『隻眼の残像』主題歌「TWILIGHT!!!」

 

と言ったところ。不思議ですね。本当に偶然か……?

なので来年の『ハイウェイの堕天使』も上記法則性に則る可能性があるので、早速予想してみたいと思います。

 

上記法則では「女→男」、「男→女」というような傾向が見られる。これを踏まえ、オマージュ元となる『天国へのカウントダウン』の主題歌アーティストは倉木麻衣という女性アーティストを考えれば、恐らく『ハイウェイの堕天使』は男性アーティストになる可能性が高い。

 

では『ハイウェイの堕天使』の主題歌を飾る男性アーティストは誰になるのか。下記に挙げられているアーティストが可能性として高いのではないかと思います。

 

 

・Mrs.GREEN APPLE

2024年と2025年で大きく活躍した男性バンド。来年はあまり曲をリリースしないとフェーズ3開幕時の会見で語っておりますが、それでも彼らの活躍というのは既に一般の広い目で見られているのは周知の事実。そのため、彼らが担当することは大いにある。
 
しかも彼らはフェーズ3開幕時の会見時、サラッと「映画主題歌もありますし」と呟いていたことから、恐らく1番の可能性として秘められているのがミセスなのではないかと私は見ております。
 
(まあ多分、フェーズ3の開幕を「2026年0時0分」から開幕しますと告知している限り、フェーズ3の1発目の楽曲をコナン主題歌に当てているのだろうと思うけど)
 

・Official 髭男 dism

疾走感のあるバンドと言えば彼らなのではないかと個人的に思っております。なんで可能性として選出させていただきました。
まあただ、今年の活躍だけで見た場合、彼らはあまり表立っていることはなく……果してどうなんだろうと私自身、思っておりますし、可能性として低いです。ハッキリ言えば。
 
 
という感じになります。
1番の可能性を秘めているのがやはりミセスで、「あまり曲をリリースしない」と言いながら結局チャートを占める、そんな来年の景色が予想できてしまうなあ……と。
 

追記

アニコナのOPテーマがB'zと発表されました。1月10日の放送からB'z新曲が流れるそうです。
なぜB'zかと言えば、それはアニコナが30周年だから。OPテーマがB'zの他、EDテーマが倉木麻衣の新曲と言ったところで、ファンの方々は久々と燃え上がるのではないかと思いました。
 
で、そのB'zの新曲タイトルが「Heaven Knows」。単純に訳すれば「神のみぞ知る」。
 
……神? Heaven? 天使?
 
…………堕天使? 天使?
 
あっ(察し)
これ多分、29作目にB'zが来て、来年の30作目で倉木麻衣が担当するパターンだ。理由はそんな感じで、こじつけ感が強いものになっております。ただ、本当にB'zが29作目の主題歌になった場合、30作目の主題歌に倉木麻衣が担当する可能性が高まってくることは否めない。
 
恐らく制作陣からB'zに対し、既に29作目の主題歌についての話を受けて楽曲制作が済まされている感じだろうなあ。映画主題歌の話と同時並行で制作されたものが、「Heaven Knows」って感じだろうか。『ハイウェイの堕天使』自体、公開日が4月10日なので、2月初旬~中旬頃に公開されるだろうなあ。
 
というわけで、追記の上で再び考え直しますと……
 
 
 
 
・本命:B'z
・対抗:Official 髭男 dism
・大穴:Mrs.GREEN APPLE
 
 
 
 
です。このダービー、あたっていれば良いな(願望)。

本編第13話まで進んだものの……「本当に面白くなるのか?」と疑問視しかありません。というのも、作中で語られる設定は基本的に説明されず、放置され続けているのでよく分からないのが現況なところ。

 

雲行きが怪しすぎる。

 

とはいえ演出に凝っていることは事実。海外展開をしているらしく、高品質なCG技術を多用していることは誰が見ても明らかなのでそれは褒めても良いのではないかと思う。ただ、肝心のストーリーに全然説明されないのは拙いのだがな。

 

意味分からんストーリーにキャラも崩壊し始める。

これは前週の第12話から起きたことなんだが、富士見刑事は主人公のバクに手を貸しているのに「一般人は関わるな」と。これだけでお腹が痛いのに、バクの姉も「人助けするな」から一転してしまっている。これはどうしたものなのか……。

 

ナイトメアの存在、ゼッツの秘密、そして深層心理のメカニズム……など、様々な設定を解き明かす必要があるのにキャラ崩壊させる余裕なんてあるんでしょうか。このままだと特級呪物(=駄作)になり得る。

 

 

前置きはそのぐらいにしておいて、今週の第13話を視聴しての感想になります。と言っても感想にならない感想だし、わざわざ時間を割いてまで書くことではない。

 

今回のミッションは隕石から人類を守ることらしい。生物兵器だとか、国家機密だとか、相変わらずゼッツのミッションはスケールがでかいなあと。にしては内容がスッカラカンなのはどういうことです? 「なんちゃって日本」ならぬ「なんちゃって海外」なんですか? 馬鹿にしてるの?

 

それはともかく、今回のミッションはまるで意味がわからなかったのが正直なところ。作中に登場した子どもが今回の夢主になるであろうと考えられるけど、何を達成すれば夢主を解放することができるのかが分からん。現実で虐められていたからその腹いせで悪夢を見てるってことなのかな?

 

まあその夢主が宇宙飛行士になりたいって言う理由が不明すぎ。1ミリも共感できなくて草

 

次回はどうなるんでしょうね。ノクスと闘いながら夢主を解放しそうな展開になりそうだけど。

どうせノクスも仲間になるんだろうね?

※本記事にはネタバレが含まれています。

 

 

 

 連続刊行2作目の著書ですね。著者本人は「原作者の視点から」投稿したはずなのに、一部炎上騒ぎに巻き込まれているらしいので不憫なんだろうなと思っています(ただそこに自分の著書宣伝に利用するのは違うだろうと)。

 

 そんなわけで『閲覧厳禁』を読んできましたが、まあ「モキュメンタリーだー!」って軽く手を出さない方が良かったですね。今「モキュメンタリー」作品が流行っているから色んな作品が出ている訳なんですけど、その中に大ヒットメーカーの方が1つポンと置かれていたら、手を出したくなる。そこにびっくり箱展開が仕掛けられていたら膝から崩れたくなります。

 

 ……今日が発売日なので、目次にネタバレなしとありで区別しておきます。後者は有料指定にしておきます(返金設定あり)。

 

1.ネタバレ無し感想

 

 ネタバレを踏まずに感想を述べるなら、「缶コーヒー」が二度と飲めなくなってしまうような感じ。この文章だけを読めば、「お前何を言ってるんだ」的なことを言われそうですが、この作品を読んだら怖くて手を出さなくなります。嗚呼、私の好きなコーヒーが……。

 

 二転三転と転がっていく展開はミステリー作家らしいし、『硝子の塔の殺人』というミステリー作品を世に送り出しただけの実力はあるな、って素直に感じた。モキュメンタリー、というジャンル自身も利用するのも、ね……。

 

 多分、著者自身の思考がとても面白くなるのではないかなと感じる作品だと思う。先に例として出した『硝子の塔の殺人』もそうだし、『ヨモツイクサ』もそう。びっくり箱展開から先を持っていかれるところが彼の最大の持ち味らしいし、しっかりと『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』で残った謎も回収されていったから良かった。

 

 とりあえず、私のSNSで簡単に感想をまとめた投稿を貼り付けておきますね。

 

 

 

 

 …………ほぼ全て『ポプテピピック』に侵食されておりますね。汎用性の高さはさておいて、主人公がとち狂っていたのは事実です。はい。

 この先はネタバレ有りのところで述べるとします。

 

 

2.ネタバレ有り感想

 
 

 ……で、ネタバレ含めて感想を申し上げると、「モキュメンタリー」自体が作品そのものなのではないかなと思ったのです。訳が分からないじゃないですか。大丈夫です。読了した人だけしか分からないですから。

 

 どういうことかと言えば、冒頭部はあまり違和感なんてないんですよ。ああ、確かに「モキュメンタリー」なんだなって読み進めることができるんですよ。ただ、インタビューが始まったら既に「モキュメンタリー」の心髄が始まっていると思った方が良いし、『8番出口』のように言うならば「違和感」は既に始まっていると思った方が良い。

 

 基本的にインタビューしか展開されないんですよ。対象者の上原香澄と語り手、あとその語り手の助手ぐらいしか登場しないから人物としては結構スッキリしてる。だけど、そのスッキリが「違和感」を作っているのです。

 

 語り手が一向に自分の正体を明かさないまま、「次回もお願いします」「最後もよろしくお願いします」と言った言葉を残したり、所々上原の様子がおかしかったり。読者自身が作品自体に残されている謎に対して挑まれているような感じ。何だろ、『最後のトリック』のような。あの作品は読者が犯人でしたって言うトリックを使った先進的な作品ではあるんだけど(未読です)、このトリックを「モキュメンタリー」というジャンルそのものに利用しているところかな。

 

 そのトリックを使っているからこそ、一番最後の語り手に名指しされて「お前も見ているからな。真犯人だから見ているからな」って脅されたのは気色悪すぎて反吐が出そうだった。何この人、マッドサイエンティストか?って。

 

 と言ったような感じなのです。読み始める前から既に物語は始まっていると思った方が良いし、常に違和感探しに頭を働かせていた方が良い。

 

 ちなみに、彼の弱点でもある都合的展開はありました。上原香澄の動機、「八重樫が私に遺してくれたから」行動するのは無理があるような……被疑者死亡で事件が終わるから精神鑑定も終わるはずですよね……。まあ、その上原香澄もとち狂っていた人物の一人に過ぎないので、果してその都合的展開は通用するのだろうか、もしかしたら物語の一部として溶け込まれているのかも知れないと感じた。まあ多分、今回の作品で主としているのが「拘禁反応」と呼ばれる症状なので、この症状を上手く拡大解釈したらもしかしたら自殺が頻繁に起こってもおかしくは無いのかも知れない。……この作品の世界観では。

 

 『スワイプ厳禁』と関連性を言及するとすれば、『スワイプ厳禁』の登場人物全てが「ドウメキの瞳」という謎の存在に犯されていたことになるよね。一色という男性も然り、彼の恋人も、そして八重樫という男性もまた犯されていた。

 

 けどその「ドウメキの瞳」は今回の『閲覧厳禁』での判明分も含めて考えれば、「ドウメキの瞳」は陰謀論に近しいものということになるよね。この2つの作品で描かれている世界観は監視社会が広まったものであると考え得る話だし、現代日本では考えられないようなディストピア的な光景が広がっているとも考えられる。

 

 ……まあ言ってしまえば、SF的光景ってことかな。その光景は統合失調症などの精神疾患抱える方々が見ているもので、我々読者は「モキュメンタリー」を通じて体感しているに過ぎない。そうなったら、益々「閲覧厳禁」という言葉の必要性が帯びてくるよね。

 

 恐らく陰謀論の何かをテーマ、あるいはモチーフにしていると思うんだけど、それが何かは忘れてしまったので調べて下さい。私は知りませんが、くれぐれも飲み込まれないように気をつけて下さい。一度ハマったら脱出できません。

 

 

 

 

 と言った感じで感想は以上になります。
 皆様、くれぐれも気をつけて読むようにして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私はこれにて失礼致しますね。