ムッソリーニの展覧会の絵ではなくてねー

の展覧会の絵です
ただそこに輝く絵画に

前々から楽しみにしてました

やっと先日観に行って来ましたよー

これぞ英国

という雰囲気の絵画が沢山。
この時代はそれまでの聖書やギリシャ神話に基づいた絵画とは一線を画す画家たちが誕生しました。
ロセッティ、ミレイ、ハントを中心に19世紀中頃のリバプールで結成されたのが
ラファエル前派です

いつの時代も
芸術というものは
古きものをリスペクトしながら
破壊と構築を繰り返していくのでしょうね
伝統を重んじつつ
新しい感性でチャレンジするのは
美術史だけでなく
音楽や踊りにも言えることですよね
ラファエル前派は
宗教画や神話画でなく
ただ美しいものを美しく表現する
心の中の嫉妬や哀しみを
そのまま描く
そんな絵画です

クラッシックバレエの様に
ジゼルやオデットやキトリを演じるのではなくて
コンテンポラリーの様に自由に表現する

そんな感じかなって思いました

ジョン.エバレット.ミレイ
ダンテ.ゲイブリル.ロセッティ
ローレンス.アルマ.タデマ
ジョージ.フレデリック.ワッツ
これには涙が込み上げてきました。
目隠しをして
1本しか弦の残されていない竪琴に身を寄せる。
地球の上に座っているとも言われてます。

何も考えずに引き込まれた

そんな感じでした。
感動をありがとう


