岡★惚れ!/2992「沖縄2022⑥夜の森」 | 岡★社長のblog<岡★惚れ!>

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2007年5月にはじめた日記代わりのblog。
ナンダカンダで19年目に突入♪

 

 

  2022年7月23日~30日 

  沖縄・やんばる地域に滞在!

夜の森は

食物連鎖の

構図がエグイ!

<沖縄の友だち・山川さんのお兄さん>と
夜の林道の奥の奥へ!!!!!
お兄さんは国頭村の議員。

ボクが沖縄に滞在しているときは

いつも、森の散策に連れていってくれます♪

自分ひとりで夜の森に入るのは困難だけど、

森に詳しい人といっしょなら安心。

すごーーーく心強い存在です。

 

 

 

 

生き物観察!!!!!

\ぴょんぴょん!/

↑クルマを降りて、最初に出会ったのは

リュウキュウカジカガエル(幼体)でした。

 

↑コケの上にもいた! 道路じゃなく、

こういうところで周りと同化して

天敵に見つからないようにしながら、

食料となる虫を待ち構えているのが本来の姿。

 

\ガサガサ!/

↑音がした方向を懐中電灯で照らすと。。。

大きなヤドカリでした。

コレは、熱帯域の陸上に住むナキオカヤドカリ

子どものうちは砂浜で生きるため、

砂と同化する白や紫などの鮮やかな体色に!

晩年になると森にいることが多くなり、

身を隠すために茶色いカラダになるんだそう。

 

\にゅるりにゅるり!/

↑トカゲ? ヘビ? ツチノコ?

「なんだこれ?」と慌てているうちに

シュルシュルっと消えちゃった!

ずんぐりしたカラダなのに、

動きが速くてビックリです★

あとで調べたら、この生き物の正体は。。。

ヘリグロヒメトカゲだと判明。

一応、小さくて短い足が

ついているんだとか!

 
↑真上から撮った写真を拡大したら、
足が確認できました!
ーーが、足の色は背中とは違う黒っぽい色。
周りの土や枯葉の色と同化しているから、
パッと見じゃ、足は見えません。
ボクの推測=コレはヘビに見せる擬態★
足を目立たなくしてヘビに化けることで、
天敵である本物のヘビや野鳥を騙して、
攻撃されるのを防いでいるんだと思います。
 

カエルもヤドカリもトカゲも

食べものを探して夜の森を移動。

天敵から身を守るため、

攻撃よりも防御する術を磨いた

小さなサバイバー!

 

 
 

 

虫vsカエルvsヘビ。
ガチな食物連鎖!

↑葉っぱに虫が!

↑虫を狙ってカエルが!

↑カエルを狙ってヘビが!

 

森の奥では。。。

熾烈な生存競争が

繰り広げられています。

虫は葉を食べ、

カエルは虫を食べ、

ヘビはカエルを食べる。

やんばるの森で、食物連鎖の頂点に

立っているのはヘビです★

 

 

\ヘビ観察!/

↑このヘビはヒメハブ

沖縄本島全域に生息している毒ヘビですが。。。

ハブに比べて毒が弱く、量が少ないため、
噛まれても軽い腫れや吐き気、めまいなど、

軽めの症状ですむことが多いんだそう。

ただし、噛まれたまま放置しておくと、

患部が壊死する恐れも!

 

ビックリマークビックリマークビックリマーク

沖縄本島には

4種類のハブが

住んでいます!!!!!

ハブ、ヒメハブは本島全域に生息。

他に、飼育施設から逃げ出した

タイワンハブ、サキシマハブが増殖し、

一部の地域に定着しているんだそう。

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ハブ▶︎沖縄本島全域に生息。

毒牙が大きく、一度に出す毒の量が膨大なため、
噛まれると大変なことに!死亡事故に繋がる
ケースが多いので、最大限の注意が必要!

タイワンハブ▶︎名護市や恩納村に生息。

ハブよりも強い毒を持っているものの、

一度に出る毒の量が少ないので、

素早い処置をすれば、死亡事故は回避できる!

サキシマハブ▶︎沖縄本島南部に生息。

ハブより毒性が弱いけど、重症に陥るケースも!

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★★★★

何度も沖縄へ行き、

何度も森に入っていますが。。。

ボクは、ヒメハブ以外のハブに

遭遇したことがありません。

他の3種のハブも

いつか、間近で

見てみたいなぁ。

もちろん、噛まれないよう、

細心の注意をはらいながら!

 

沖縄の話、つづく