夜の森は
食物連鎖の
構図がエグイ!
ボクが沖縄に滞在しているときは
いつも、森の散策に連れていってくれます♪
自分ひとりで夜の森に入るのは困難だけど、
森に詳しい人といっしょなら安心。
すごーーーく心強い存在です。
生き物観察!!!!!
\ぴょんぴょん!/
↑クルマを降りて、最初に出会ったのは
リュウキュウカジカガエル(幼体)でした。
↑コケの上にもいた! 道路じゃなく、
こういうところで周りと同化して
天敵に見つからないようにしながら、
食料となる虫を待ち構えているのが本来の姿。
\ガサガサ!/
↑音がした方向を懐中電灯で照らすと。。。
大きなヤドカリでした。
コレは、熱帯域の陸上に住むナキオカヤドカリ。
子どものうちは砂浜で生きるため、
砂と同化する白や紫などの鮮やかな体色に!
晩年になると森にいることが多くなり、
身を隠すために茶色いカラダになるんだそう。
\にゅるりにゅるり!/
↑トカゲ? ヘビ? ツチノコ?
「なんだこれ?」と慌てているうちに
シュルシュルっと消えちゃった!
ずんぐりしたカラダなのに、
動きが速くてビックリです★
あとで調べたら、この生き物の正体は。。。
ヘリグロヒメトカゲだと判明。
一応、小さくて短い足が
ついているんだとか!
カエルもヤドカリもトカゲも
食べものを探して夜の森を移動。
天敵から身を守るため、
攻撃よりも防御する術を磨いた
小さなサバイバー!
↑葉っぱに虫が!
↑虫を狙ってカエルが!
↑カエルを狙ってヘビが!
森の奥では。。。
熾烈な生存競争が
繰り広げられています。
虫は葉を食べ、
カエルは虫を食べ、
ヘビはカエルを食べる。
やんばるの森で、食物連鎖の頂点に
立っているのはヘビです★
\ヘビ観察!/
↑このヘビはヒメハブ。
沖縄本島全域に生息している毒ヘビですが。。。
ハブに比べて毒が弱く、量が少ないため、
噛まれても軽い腫れや吐き気、めまいなど、
軽めの症状ですむことが多いんだそう。
ただし、噛まれたまま放置しておくと、
患部が壊死する恐れも!
沖縄本島には
4種類のハブが
住んでいます!!!!!
ハブ、ヒメハブは本島全域に生息。
他に、飼育施設から逃げ出した
タイワンハブ、サキシマハブが増殖し、
一部の地域に定着しているんだそう。
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ハブ▶︎沖縄本島全域に生息。
タイワンハブ▶︎名護市や恩納村に生息。
ハブよりも強い毒を持っているものの、
一度に出る毒の量が少ないので、
素早い処置をすれば、死亡事故は回避できる!
サキシマハブ▶︎沖縄本島南部に生息。
ハブより毒性が弱いけど、重症に陥るケースも!
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★★★★
何度も沖縄へ行き、
何度も森に入っていますが。。。
ボクは、ヒメハブ以外のハブに
遭遇したことがありません。
他の3種のハブも
いつか、間近で
見てみたいなぁ。
もちろん、噛まれないよう、
細心の注意をはらいながら!
沖縄の話、つづく