2021年10月10日~18日
沖縄・やんばる地域に滞在!
10月16日/晴れ/30.3℃
前日につづき、
夜の森に入って
パトロール!!!!!
山川さんのクルマに乗せてもらい
名護から、国頭村に戻ったら、
山川さんのお兄さん(国頭村の議員)の家に直行!
すぐさま、お兄さんといっしょに隣村へ!
前夜は、国頭村の
↑沖縄本島北部には。。。
国頭村(くにがみそん)、
大宜味村(おおぎみそん)、
東村(ひがしそん)の3つの村があり、
「やんばる3村」と呼ばれています。
この3つの村が、2021年に
世界自然遺産に登録された
「やんばる地域」です。

林道パトロールでしたが。。。
この夜は、国頭村の隣にある
大宜味村の
林道パトロールに
参加しました★
前夜は、密猟者を探して警告を促す
ガチなパトロールでしたが。。。
この夜は、地元の人たちが、
森の生物についての見識を深める
勉強会のようなパトロール。
参加者はボクを含めて9人いたんですが、
その中に、沖縄の生物を
研究している先生がいたので。。。
生き物を見つけたときは、
その場で、詳しい生態を
教えてくれました。
★★★★★★★★★★★★★★★★
珍しい生物に遭遇★★★★★★★★★★★★★★★★
\イシカワガエル(幼体)/
↑ナミエガエルは。。。
レッドリスト絶滅危惧IB類、沖縄県天然記念物。
世界でここだけ!
世界でここだけ!
やんばる地域のみに住む固有種です。
↑他にも、珍しいカエルがいっぱい♪
\イボイモリ/
↑イボイモリは。。。
レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類、沖縄県天然記念物。
落葉や倒木の下など、湿った場所に生息。
大昔の生物の性質を残していることから
落葉や倒木の下など、湿った場所に生息。
大昔の生物の性質を残していることから
“生きた化石”と呼ばれています。
\クロイワトカゲモドキ/
↑クロイワトカゲモドキは。。。
レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類、沖縄県天然記念物。
ヤモリの仲間に分類されている生き物なのに
トカゲのようなまぶたがあるため、
ヤモリとトカゲの中間の形質を持つ
原始的な種であると考えられています。
沖縄本島、古宇利島、瀬底島にのみ生息。
\オキナワミナミサワガニ/
↑やんばる地域には。。。
オキナワミナミサワガニのほかにも
オキナワオオサワガニ、ヒメユリサワガニ、
サカモトサワガニ、アラモトサワガニと、
日本で最多の5種類のサワガニが暮らしています。
どのサワガニも同じような環境を好むため、
縄張り争いが絶えないんだそう。
写真のオキナワミナミサワガニは
足の数が異常に多いので。。。
「脱皮しているんだ」と思っていたら、
交尾中でした。
\リュウキュウアオヘビ/
↑リュウキュウアオヘビは。。。
沖縄諸島、奄美諸島に住むヘビで
ミミズやカエルを捕食。
手掴みでヘビを持っているのは地元の方。
★★★★★★★★★★★★★★
林道パトロールのあとは
大宜味村の人は、
みんなやさしい。
ボクのような「よく分かんないヨソ者」を
快く仲間に加えてくれました。
9人で森を歩くと一体感が生まれ、
仲間意識が芽生えます。
できることなら、次回もまた、
大宜味村の林道パトロールに
参加したいです♪♪♪
★★★★
希少な生物が
たくさん見られて
嬉しかった!!!!!
大宜味村の人たちが口々に言っていました。
こんなに多くの種類の生き物に
出会うことなんて、めったにないと!
ものすご〜く、運が良かったです♪
ボクが生まれたのは徳島県の美波町。
アカウミガメが産卵しにくる浜を有する
太平洋沿いの小さな町で。。。
昔から、積極的な保護活動が行われてきました。
そういう環境で育ったこともあって、
やんばる地域の人たちが、
森の生き物を守ろうとする気持ちに
とても共感できるんですヨ★
沖縄の旅の話は、次回が最終回です。