7/9(木)。
東京の新規コロナ感染者が
過去最多の224人を記録!
20・30代が75%
ボクは秘境と言われる場所へ
ひとり旅に出るのが好きです。
旅先で最も気をつけているのは
細心の注意をはらってきました。
10年前にブータンを旅したときの
思い出とともに
2009年12月23日~30日
“ブータン”を
ひとり旅!!!!!
12月28日は、
標高3,000mの断崖絶壁に建つ
お寺を参拝するため、
朝から登山です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
登山START★
↑山道を片道3時間以上歩かなければ、
山のお寺(タクツァン僧院)に着きません。
馬で登ることも可能ですが、
ブータンの馬は小型でロバくらいの大きさなので、
「大人が乗るのはちょっとね……」って感じ!
実際、馬を使って山に登るのは。。。
年配の観光客だけなんだそう。
杖を片手にゆっくりと登っていました。
男性は他の観光客のガイドさん。
ボクのガイドさんは、
ガイド仲間とすれ違うたびに、
おしゃべりに花を咲かせていました。
※ブータンには、
観光客は専属ガイド&ドライバーを雇い、
いっしょに行動しなくてはならない
という法律があるため、
観光客の単独行動は不可能。
ボクの専属ガイドは、
当時、ブータンに2人しかいなかった
女性ガイドのひとり。頭の回転が早くて、
「賢い人だなぁ」と関心しましたが、
体力的には、あんまり……でした。
彼が担当しているのは年配の夫婦で、
ふたりの歩くペースが遅いから、
夫婦を置いて、先にここまで来たんだとか。。。
「もう、30分待ってるよ」と言っていました。
↑ボクのガイドさんが休憩中。
彼女は、山登りをはじめて30分ほどした頃から
「休憩しましょ!」と言って、
たびたび座り込むように……。
ブータンを訪れた人は大抵この山を登ります。
彼女も、毎回登っていて慣れているはずだけど、
こんなに速く登ったのははじめてなんだとか!
「あなたは元気ですね」と
ため息まじりに皮肉を言われました。
※この頃のボクは、「フリークライミング」を
趣味にしていて、週末になると山へ行き、
重いロープなど、30kg以上の荷物を
背負って山道を歩いていました。
ーーそんなこともあり、
重い荷物を持たずに歩けることが嬉しくて、
ブータンの山道をピクニック気分で
スイスイ歩いていたんです。
ナンダカンダありつつも。。。
ガイドさんとボク、
ふたり揃って山の中間地点にある
山小屋に到着
↑山小屋でランチを食べてリフレッシュ☆
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
山歩き再開★
↑しばらく歩いたところで、ガイドさんから
「あなたのペースにはついていけない。
先に行って!」と言われてしまい、
しばらくの間、ひとりで歩きました(^^ゞ
<お寺まで、もうチョット>のところで、
ガイドさんを待っていたら。。。
ガイド仲間(細い人と太い人)といっしょに
現われました★
しばらく、みんなでいっしょに歩いたけど、
太い人に「もっとゆっくり歩こうよ〜」と
諭されてしまいました(^_^;)
そうこうしているうちに
目的のお寺が目の前に!
このお寺は“虎の巣”の異名を持つ
タクツァン僧院。
建物が宙を飛んできて
岩棚に舞い降りたような
不思議な光景です★
↑お寺に向かう最後の石段の横に滝がありました。
滝の中央部に注目! 虹が出ていたんですよ♪
英語で「犬に触るな。それはとても危険だから!
犬と遊ぶな!」と書かれています。
この先、お寺内部の写真撮影はNGでした
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ブータンは世界で唯一、
“密教”を国教とする国。
宗教上の理由で、
殺生(せっしょう)ができないため、
野良犬や野良猫はもちろん、野良牛や野良馬など、
野良化した動物があちこちに出没!
観光客が多く訪れるタクツァン僧院にも、
たくさんの野良犬がいました
「犬に触るな、危険〜」の貼紙をして
観光客に警告するのが
精一杯の対策のようです。
参拝を済ませて山を降り、
街に戻って買い物に出たとき。。。
ボクは20頭ほどの野良犬に囲まれ、
一斉に吠えられました。
地元の人たちが追っ払ってくれ、
事なきを得ましたが、
ものすごく怖かったです。
ここで気をつけなければ
ならないのが野良犬との接触!
野良犬に咬まれたり、引っ掻かれたりしたら、
傷口からウイルスが侵入して
狂犬病に感染してしまう確率が大!
傷がある皮膚をなめられても感染するから、
エサをあげたり、頭を撫でたりするのも危険です。
基本的にヒトからヒトへは感染しないと
されていますが。。。
角膜移植による感染の事例があるので
感染リスクがゼロとは言い切れません。
WHOの推計によると。。。
今でも世界で
毎年5万人以上の人が
狂犬病で死亡。
インドや中国などアジア圏での発生が多く、
現在、狂犬病の発生がない国(地域)は、
ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、
イギリス、アイルランド、オーストラリア、
ニュージーランド、台湾、日本、グアム、
ハワイ、フィジー諸島のみです。
これら以外の地域に行くときは
「狂犬病」への注意が必要!
フランスやイタリア、スペイン、
シンガポールやタイ、韓国だって
狂犬病に注意する必要があります。