岡★惚れ!/2691「旅先のウイルス(Bhutan編)」 | 岡★社長のblog<岡★惚れ!>

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2007年5月にはじめた日記代わりのblog。
ナンダカンダで19年目に突入♪

 

 

 7/9(木)。

 東京の新規コロナ感染者が 

 過去最多の224人を記録!

 20・30代が75% 

 

かお

ボクは秘境と言われる場所へ

ひとり旅に出るのが好きです。

旅先で最も気をつけているのは

ケガや病気をしないこと。
感染の恐れがあるウイルスに対しても

細心の注意をはらってきました。

10年前にブータンを旅したときの

思い出とともに

「ウイルス、怖っ!」と思った瞬間を
振り返ります。

 

 

 

 

2009年12月23日~30日

“ブータン”

ひとり旅!!!!!
12月28日は、

標高3,000mの断崖絶壁に建つ

お寺を参拝するため、

朝から登山です。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
山START★
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山道を片道3時間以上歩かなければ、

山のお寺(タクツァン僧院)に着きません。

馬で登ることも可能ですが、

ブータンの馬は小型でロバくらいの大きさなので、
「大人が乗るのはちょっとね……」って感じ!
実際、馬を使って山に登るのは。。。

年配の観光客だけなんだそう。


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↑地元のおばあちゃんたちは

杖を片手にゆっくりと登っていました。


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↑民族衣装を着た女性はボクのガイドさん。

男性は他の観光客のガイドさん。
ボクのガイドさんは、

ガイド仲間とすれ違うたびに、
おしゃべりに
を咲かせていました。

 

ブータンには、

観光客は専属ガイド&ドライバーを雇い、
いっしょに行動しなくてはならない

という法律があるため、

観光客の単独行動は不可能。

ボクの専属ガイドは、
当時、ブータンに2人しかいなかった

女性ガイドのひとり。頭の回転が早くて、

「賢い人だなぁ」と関心しましたが、

体力的には、あんまり……でした。


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↑左の男性もガイドさん。

彼が担当しているのは年配の夫婦で、
ふたりの歩くペースが遅いから、

夫婦を置いて、先にここまで来たんだとか。。。
「もう、30分待ってるよ」言っていました。


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↑ボクのガイドさんが休憩中。
彼女は、山登りをはじめて30分ほどした頃から
「休憩しましょ!」と言って、

たびたび座り込むように……。
ブータンを訪れた人は大抵この山を登ります。
彼女も、毎回登っていて慣れているはずだけど、
こんなに速く登ったのははじめてなんだとか!
「あなたは元気ですね
ため息まじりに皮肉を言われました。

 

※この頃のボクは、「フリークライミング」を

趣味にしていて、週末になると山へ行き、

重いロープなど、30kg以上の荷物を

背負って山道を歩いていました。

ーーそんなこともあり、

重い荷物を持たずに歩けることが嬉しくて、

ブータンの山道をピクニック気分で

スイスイ歩いていたんです。


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ナンダカンダありつつも。。。

ガイドさんとボク、

ふたり揃って山の中間地点にある
小屋に到着にひひ
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山小屋でランチを食べてリフレッシュ☆

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

山歩き再開★
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↑しばらく歩いたところで、ガイドさんから
「あなたのペースにはついていけない。
先に行って!」
と言われてしまい、

しばらくの間、ひとりで歩きました(^^ゞ


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↑ひとりで歩き進み、

<お寺まで、もうチョット>のところで、

ガイドさんを待っていたら。。。
ガイド仲間(細い人と太い人)といっしょに

現われました★
しばらく、みんなでいっしょに歩いたけど、
太い人にもっとゆっくり歩こうよ〜」

諭されてしまいました(^_^;)

 

 

そうこうしているうちに

目的のお寺が目の前に!

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このお寺は“虎の巣”の異名を持つ
クツァン僧院。
建物が宙を飛んできて
岩棚に舞い降りたような
不思議な光景です★


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↑お寺に向かう最後の石段の横に滝がありました。
滝の中央部に注目! 虹が出ていたんですよ♪


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↑お寺の門の貼紙です。

英語で「犬に触るな。それはとても危険だから!

犬と遊ぶな!」と書かれています。
この先、お寺内部の写真撮影はNGでしたあせる

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

ペンギンペンギンペンギン

ブータンは世界で唯一、

“密教”を国教とする国。

宗教上の理由で、

殺生(せっしょう)ができないため、

野良犬や野良猫はもちろん、野良牛や野良馬など、

野良化した動物があちこちに出没!

観光客が多く訪れるタクツァン僧院にも、

たくさんの野良犬がいましたあせる

「犬に触るな、危険〜」の貼紙をして

観光客に警告するのが

精一杯の対策のようです。

 

参拝を済ませて山を降り、

街に戻って買い物に出たとき。。。

ボクは20頭ほどの野良犬に囲まれ、

一斉に吠えられました。
地元の人たちが追っ払ってくれ、

事なきを得ましたが、

ものすごく怖かったです。

 

ここで気をつけなければ

ならないのが野良犬との接触!

野良犬に咬まれたり、引っ掻かれたりしたら、

傷口からウイルスが侵入して

狂犬病に感染してしまう確率が大!

傷がある皮膚をなめられても感染するから、

エサをあげたり、頭を撫でたりするのも危険です。

基本的にヒトからヒトへは感染しないと

されていますが。。。

角膜移植による感染の事例があるので

感染リスクがゼロとは言い切れません。

 

WHOの推計によると。。。

今でも世界で

毎年5万人以上の人が

狂犬病で死亡。

インドや中国などアジア圏での発生が多く、

現在、狂犬病の発生がない国(地域)は、

ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、

イギリス、アイルランド、オーストラリア、

ニュージーランド、台湾、日本、グアム、

ハワイ、フィジー諸島のみです。

これら以外の地域に行くときは

「狂犬病」への注意が必要!

フランスやイタリア、スペイン、

シンガポールやタイ、韓国だって

狂犬病に注意する必要があります。

 

狂犬病の死亡率はほぼ100%
最近では、2006年に
フィリピンで野良犬に咬まれた日本人2名が
帰国後、死亡した事例があります。
 
 
★★★★
異国での出来事を
楽しい思い出にするために。。。
ウイルスには神経質になるほど、
気をつけた方がいいと感じた
ブータン旅行でした。