岡★惚れ!/2692「旅先のウイルス(U.A.E.編)」 | 岡★社長のblog<岡★惚れ!>

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2007年5月にはじめた日記代わりのblog。
ナンダカンダで19年目に突入♪

 

 7/11(土)。

 東京の新規コロナ感染者は 

 206人を記録!

 3日連続、200オーバー。

 

かお

1年半前に

U.A.E.(アラブ首長国連邦)を

旅したときの思い出を振り返りつつ、

MERS(マーズ)ついて

「それでいいの?」と

思ったことを書きます。

 

 

 

 

2018年12月24日~30日

“中東の国”を

ひとり旅!!!!!
12月26日の午後はU.A.E.の首都・

アブダビの街を離れ、砂漠へGO!

デザートサファリを楽しみました。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

★★★★★★★★★

4WDで疾走!

★★★★★★★★★

デザートサファリとは
『砂漠に行くツアー』のこと。
7人乗りの4WD車に、
ドライバーと6人のツアー参加者が
相乗りするシステムで、
ボクといっしょだったのは
フランスのお年寄り5人組でした。
ーーお年寄りの輪に加わったとき、
「浮いちゃうなぁ」と感じたけど、
ニコニコと愛想を振りまいて、
その場を乗り切った感じ!

 

4WD車の窓から撮った写真。
ドライバーは、ツアー客を楽しませようとして
わざと乱暴な運転を繰り返します。
テーマパークの絶叫系アトラクションみたいで
楽しかったなぁ♪

 

 

★★★★★★★★★★★

キャンプに到着!

★★★★★★★★★★★

 

↑砂漠の真ん中にある
キャンプ(催し物広場)に到着。
別の4WDに乗っていた同じツアーの参加者も
次々と集まってきます。
 
キャンプでは
夜になると民族舞踊を見ながら、
ディナーが楽しめるのですが。。。
日が沈むまでの時間は
ラクダに乗せてもらったり、
民族衣装を着せてもらったり、
鷹使いのデモンストレーションを見たり……と、
インスタ映えしそうな写真が撮れる
ベタな体験がたくさんできます

でも。。。
ボクはそういうのに
あまり興味がなかったので、
ソッコーでキャンプから離れ、

砂漠の散歩へ!!!!!

 

 
ーーとはいえ、
遠くまで歩いて行って、
戻れなくなっちゃったりすると
大変なことになりそうなので。。。
キャンプが見える範囲で
うろちょろ!って感じの
ゆるめの砂漠散歩でした。
ザクザクザク。
砂漠のど真ん中。
右も左も後ろも前も!
見渡す限り砂!砂!砂!
“砂以外に何もない世界”に立っていると
永遠に砂が続いているように
錯覚してしまいそうでした。
 
 
やがて陽が落ちて。。。
砂漠のサンセット
ダイナミックかつ
ミステリアス!!!!!
「知らない惑星にトリップ?」
「もしかして、ここは異次元?」
砂漠で見たサンセットは。。。
今まで見た、どの国のサンセットよりも異質です。
ボクは、砂の上にゴロンと寝そべって、
空にオレンジ色がなくなるまで眺めました。
それは。。。宇宙へと開かれていた扉が
静かに閉ざされていくイメージ。
怖いほど美しい光景でした。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 

 

ペンギンペンギンペンギン

“中東の旅”で気をつけなければ

ならないのがラクダとの接触!

 

日本の厚生労働省から

こんな警告が!!!!!

↓↓↓

中東地域では、
「MERS(マーズ)
〜中東呼吸器症候群〜」が流行中。

「MERS」は、サウジアラビアやU.A.E.など

中東地域で発生している重症呼吸器感染症で、

ラクダが感染源であると言われています。

ラクダとの接触や、殺菌されていない
ラクダの乳や肉の喫食は避けましょう。
 

↑警告ポスター(2018年12月時点)

 

 

MERS(マーズ)は
8年前に発見された
コロナウイルス!!!!!
2020年現在、世界中で猛威を振るう
新型コロナウイルスと同様、
ヒトからヒトへ感染します。
 
 MERSが広がるまで!
2012年6月。最初の事例が!
急性肺炎後に肝不全を呈し死亡した
サウジアラビア人の肺組織から
新規のコロナウイルスが検出される。

2012年の9月。

サウジアラビアに渡航歴がある

カタール人が重度の呼吸器障害に!

患者はカタールからイギリスの病院に運ばれ、

そこで分離されたコロナウイルスの塩基配列が

最初の事例のウイルスとほぼ同じだったため、

新規ウイルスによる疾患、

「MERS(中東呼吸器症候群)」として

イギリスからWHOに報告される。

WHOの報告によると。。。

2017年7月の時点で

中東諸国での発生例(サウジアラビア、

U.A.E.、ヨルダン、カタール、

オマーン、クウェート、イエメン)と

輸入感染例(中国、韓国、アメリカなど)を

合わせて、2,070人が「MERS」を発症し、

712人が死亡したとされる。

 

ボクは動物が大好き♪

デザートサファリに参加した

多くの欧米人観光客が

ラクダに乗っていましたが。。。

ボクは我慢。遠目に見るだけにしましたあせる

病気になるのがイヤだというより、

人に移しちゃう可能性があるのが

怖いと思って。

 

 

★★★★

中東の国で
ラクダは生活に欠かせない動物。
同時に感染症を引き起こす
危険な動物でもあります。
現地の人が、生活のために
危険を承知で飼育するというなら、
それはそれで正解なんだと思います。
だけど、観光客には接触させない方が
いいんじゃないかなぁ〜と思いました。
ラクダを危険な動物だと知らずに
接触しちゃう観光客もいるだろうし、
知っていても、その場の雰囲気に流されて
乗っちゃう人もいると思うから!
 
中東旅行を終え、
成田空港に戻ったとき。。。
特別なチェックもなく、
するっと税関を抜けました。
厚生労働省が警告文を出しているのに
「こんなんでいいの?」
「あの警告文はカタチだけ?」と拍子抜け。
日本は日本で問題があると感じました。
 
新型コロナウイルスが終息に向かい、
再び海外旅行に行ける日が来たとき、
「MERS」に関しても、
きちんとした対策をして欲しいと
思いますが……たぶん無理。
もし、「国が対策に乗り出した!」って
ことになったとしても。。。
きっとそれは「一応、やってます」的な
パフォーマンスだろうから、
国なんて、全くアテになりません。
中東の国はもちろん、日本政府も!
何か起こったあとで「国が悪い!」と
騒いだって、もう手遅れです。
 
自分の命は自分で守るべき!
ウイルス問題に限らず、すべては自己責任。
今の時代、最も必要とされるスキルは
自己防衛能力や自己判断能力だと
ボクは思います。