軽井沢スノーパーク 2020 ぽよぽよフォントとふわふわカラー | 全日本スキー場パンフレット原色図鑑

全日本スキー場パンフレット原色図鑑

                                   日本全国のスキー場パンフレットを紹介します

パンフの仕様
 様式:片観音折り
 寸法:210mm×101mm
 印刷:4色
 用紙:マットコート紙 136.63g/㎡(実測値)
 110kg~117kg(四六判)と思われる
 
スキー場公式サイト
 
https://www.presidentresort.jp/snowpark/


 ファミリー向けに特化したスキー場。
 まずは、2020シーズンと2019シーズンの表紙を比較してみよう。左が2020シーズンである。



 2019シーズンと比較して、2020シーズンは、
  ・色調がパステル調になっていて、柔らかい感じ
  ・トップのキャッチコピーの日本語フォント(フォント1000のTA-おむすび)やスキー場名の英文フォント(フォント名は不明)が、ふんわりとしたイメージになっている
  ・2019シーズンにあった各種の情報がなくなってスッキリ
とグッと良くなっている。
 モデルのお子さん二人のウェアの色も、パステルトーンのデザイに合うよう、選ばれているのもいい。雪山のミニチュア制作も良くできている。

 パンフの中面はこんな感じ。



 こちらもまた、表紙同様のコンセプト。
 全体的にパステルカラーだし、見出しのフォントやサブ見出しの日本語フォントもぽよぽよしてて、このスキー場のコンセプトにマッチしたチョイスだと思う。

 惜しむらくは、コースマップが小さめだということ。これは用紙の面積が減っていることにある。具体的に言うと、2019シーズンは観音折りだったのに対し、2020シーズンは片観音折りで、紙面が3/4になっている。ということで、同量の情報を入れるとなると、どうしてもきつめになってしまう。
 コースマップ部分を比較してみよう。上が2019シーズン、下が2020シーズンである。



 文字を大きくしたり、プレジパークの詳細図をつけたりと、見やすくはなっているのだが、スクール情報が割り込んできて、結果的にスキー場の大きさが小さくなってしまっている。
 ここはぜひとももとの観音折りにして、レイアウトにゆとりをもたせてほしい。ついでに言うなら、「Couse Map」とスペルが間違っているのは直してほしい。

 色彩設計やフォントチョイスなどのデザインは文句なしなので、この路線でブラッシュアップしてほしい。


関連する「スキー場の酒」
 軽井沢高原ビール 2014シーズナル ブリティッシュペールエール
 軽井沢高原ビール ワイルドフォレスト
 軽井沢高原ビール 2022年限定 American ESB
 軽井沢高原ビール 2023年限定 Fruity White Ale