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様式:片観音折り 寸法:100mm×210mm 印刷:4色 |
山形県の中央部にあるスキー場。
表紙は、今シーズンのニュースを記載していて、すっきり感はないものの、ちゃんと年号も入っていて、コレはいい感じ。
パンフを開くと、各種情報が記載されている。
全体的に寒色系でまとめてある中で、表紙にもあった売り文句が暖色系を使って目立つ作りになっている。
コースマップを拡大してみた。
スキャンが下手で申し訳ないが、現物はもう少しかっちりしている。
コースはレベルごとに色分けされているし、リフトの長さもちゃんと書いてあるし、情報はしっかり。
上部と下部の連絡路はややわかりにくいが、現地に行った感想から言えば、これしか書きようがないように思われるので、やむをえまい。
さて、表紙にアイコンとして出ているキャラを見てみよう。
左が表紙、右は、桃色ウサヒという名前の紹介。スキー場専属ではなく、このスキー場がある朝日町のキャラクターである。イラストでは、子供ウサヒが鼻を垂らしていたり、シニアウサヒの目尻にしわがあったり髭があったりと芸が細かい。
それはいいのだが、キャラクター自体がイマイチ可愛くないと思わないだろうか?
実はそれが意図的なのである。その辺の経緯は、デイリーポータルZの下記の記事に詳しい。
「無個性で、町をおこすぜ、桃色ウサヒ」 http://portal.nifty.com/kiji/130318160023_1.htm
詳しくは上記を読んで欲しいのだが、色々な「仕掛け」があるキャラクターなのだ。
以上のように、これといって特段の見どころがあるパンフではない。しかしながら、書くべきことがちゃんと書いてあるという、実に基本に忠実なパンフレットなのである。