星野リゾートトマム 2014 マップが進化! | 全日本スキー場パンフレット原色図鑑

全日本スキー場パンフレット原色図鑑

                                   日本全国のスキー場パンフレットを紹介します


様式:中綴じ28p
寸法:121mm×257mm
印刷:4色

 北海道の中心部にあるスキー場。
 このブログでは、以前もこのスキー場のパンフレットについて取り上げた。
http://ameblo.jp/ski-pamphlet/entry-11614235101.html
 このとき、「マップがやや見にくい」と指摘したのだが、今シーズンはリフトが変わるので、マップデザインも更新されるのでは、と期待していたのである。
 で、期待通り、マップが新しくなって、ぐっと見やすくなった。



 ただこうなると、もうひと頑張り、と言いたくなるというのが人情。
 例えば、右側にある橙色のエリアは、「アドベンチャーマウンテンニポの山」というキッズ向けのエリアで、真ん中にそれ用のリフトがあるのだが、同色なので目立たない。エリアの統一感という意味ではいいのだが、他のリフト同様、赤で目立たせたほうがいいんじゃないかなぁ、と個人的には思う。



 また、コース等の文字がノド(綴じの部分)に掛かってページを跨いでいるので、文字が読みにくくなってしまっている。左の「シルバーベル」とか右の「ホテル・アルファトマム」などがそうである。
 レイアウト上余裕もありそうなので、できれば同じページ上に配置する気配りがほしい。



 リフトの長さや何人乗りなのかがわからないのも、惜しいところである。紙面のスペースはあるので、ぜひとも記載願いたい。

 最後に、もう一つ、残念なのは、前回取り上げた時にあったスタッフの紹介がなくなってしまったことである。
 ページ数を4の倍数にする都合上だと思うのだが、あれでこのスキーリゾートに対する親近感がグッと湧いたのに、と思うと、実にもったいない。
 面付けの都合から言えば、28ページより32ページのほうが作りやすい気もするのだが、どうだろう?

 ここまで書いてアップするつもりだったのだが、とあるスキーツアーパンフにあったコースマップを見て、「おや?」と思った。上に指摘した橙色のエリアの部分が下の図のようになっているのである。



 これであれば、リフトもはっきり見えていいと思う。
 来シーズンはこの図が使われることを期待したい。