前回、前々回と私が今使っているノートと手帳についての記事を書きました。
前々回はスマホが普及した状況で私がノートと手帳に求める機能
前回はそれを実現する為のノート、「付箋ノート」の説明
今回は私が付箋ノートと一緒に使っている手帳を紹介します。
付箋ノート一緒に使うので、メモや記録等全てを付箋に書きます。
なので手帳ではなく付箋さえあれば良いのですが、持ち運びのし易さやテーブルが無い所で書く事も考えると手帳の形は便利です。

今、使っている手帳の外観です。
長文の記録も短いメモも書くので付箋も色々なサイズのモノがあると便利です。
普通の小さな付箋(25×75)、その2倍の(50×75)正方形の罫線が入ったメモ(75×75)大きな罫線入りのメモ(100×75)の4種類の付箋を用意しました。
100均で売っていた罫線が入った付箋

罫線が入った大きめのメモ。長文を書く時には便利です。
これらの4種類の付箋を効率良く持ち運べる手帳を探していましたが、家にあった過去に使っていた手帳が目に付きました。
それはコクヨの「ポケットノート」と言う小さなノートを改造して作った手帳です。
↑2014年に手帳を作った時に記事
コクヨ「ポケットノート」 表紙にペンをホールドするゴムバンドが付いています。
リング式のA6スリムサイズのノートです。
このノートのリング部を外してリヒトラブの「ツイストリングノート」のリング部を外して「ポケットノート」に取付けました。
ツイストリングノートA6 細いリングが開閉式で中身を入替られるのでとても便利です。
ルーズリーフの様に中身が入替える事が出来る手帳です。
暫く手帳として使っていましたが、自作なのでこの手帳に使えるリフィルは売っていないので都度自作しないといけないので面倒で市販の手帳に変えてしまいました。
その後、この手帳サイズに白いファイルの表紙をカットしてホワイトボードノートとして使ってみました。
↑手帳にホワイトボードシートを追加した時の記事
白い樹脂シートをカットしてツイストリングノート用の専用パンチで穴を開けて手帳に入れました。
ホワイトボードマーカーでクロッキーを描こうと思って作りましたが、擦れると消えてしまうので使い難く使わなくなっていました。
このホワイトボードとして使っていた樹脂シートのページが付箋を一時的に貼るのにちょうど良かったです。
紙の手帳だと貼ったり剥がしたりすると粘着力が弱くなっていきますが、樹脂のシートは粘着力が弱くなり難いです。
クリアファイルをカットしてもう数枚樹脂シートのページを追加して使い出しました。
ルーズリーフの様に使えるので自分の好きな様にページを追加したり入替えたり出来るので便利です。
表紙にペンを固定出来るので会議等で席を立つ時に手帳とペンを探す必要が無いので、便利です。
表紙をめくったところです。
表紙の裏に厚めの樹脂板を貼って表紙の補強を補強しています。
補強しないと長期に使っていると表紙の樹脂が曲がって来ます。
普通のノートだと書き終わったらそこで使わなくなりますが、この使い方だと中身を入れ替えるて長期に渡って使うので気になるので、樹脂板を買ってきてカットして接着しました。
ペンフォルダーの金具がノートの中身を傷付けるのを防ぐのと書く時の下敷き代わりの厚紙を入れています。
この厚紙は以前、このノート用に補充用のノートを作る為に解体した100均で買ったA6のリングノートの裏表紙の厚紙をカットして使っています。
厚紙をめくった見開きに付箋を貼っています。
付箋の束から10枚程度を剥がして貼ります。
4種類の付箋がピッタリと納まります。
A6スリムサイズで付箋よりチョッと大きい幅で付箋を貼って使うにはピッタリなサイズで、ペンを外すとワイシャツの胸ポケットやスーツの内ポケット、パンツのヒップポケットに入れる事が出来るので何時でも持ち歩けます。
メモ等はこの状態で書きます。
リングノートなので、ノートを折り返して手に持って立ったままでも書く事が出来ます。
ペンはフリクションボールの4色を使っています。
白紙の付箋が重なっている状態でメモや記録を書きます。
書き終わったら付箋を剥がして後ろのページに貼ります。
付箋が少なくなって来るとまたメモの束から10枚程度剥がして上から残っている付箋の上に貼って補充します。
なので、下の方の付箋はずっと前に貼った付箋です。
付箋に書いたメモやToDo等は白紙の付箋の束から剥がして次のページのホワイトボード用に作った白い樹脂シートに貼っていきます。
ToDo等は何時もに見直せる所に無いといけませんので、手帳に貼って常に持ち歩き、何度も見て急ぎの用事から処理していきます。
この白いページは4ページあり、見開き2ページずつを仕事用とプライベート用に分けて貼っています。
やるべき事を思い付いた時や打合せやメールで依頼などがあったら直ぐに付箋にメモしてこのページに貼って行きます。
ToDoを書いた付箋を貼ったこのページがToDoリストになります。
朝や仕事を始める前にこのページを見てその日にやる事や次にやる事を決めていました。
貼ったり剥がしたり出来る付箋なので、優先順位が高いモノはページの上の方に貼り直したり順番を自由に入れ替える事が出来ます。
こちらはプライベート用のページです。
ToDoには急ぎではないがやろうと思ったままほったらかしの案件もあります。
毎日、見る必要もないので後ろの方のページに貼って、時々見返します。
急ぎでない出来たら良いな程度のToDoを貼っているページです。
右上の白い正方形の付箋はこの手帳しか持っていない時にスケッチをする時に使っています。
処理が終わった付箋は白いページから剥がして後ろにある黒っぽいページに移します。
先程の白いページに次々と付箋を貼って行くので貼るスペースを確保する為に処理が終わったToDoや会議の記録等はこのページに移します。
このページの付箋はあまり見返す事がないので、枚数が多い時は重ねて貼る事もあります。
この黒っぽいシートも4ページあり、仕事用とプライベート用に見開き2ページずつ使っています。
黒っぽいページに貼った付箋はある程度溜まって来たら前回紹介したA4サイズの付箋ノートに張り替えます。
保管用のページからノートに張り替えます。
この時に付箋の糊が付いていない方に剥がせる糊をチョッと付け貼って行きます。
手帳の最初にある白紙の付箋にメモ等を書き、それを処理中の付箋を貼るページに貼り、処理が終わると剥がして後ろのページの貯めておき、時々保存用の付箋ノートに貼って保管します。
付箋ノートも数年に一度不要な付箋を捨てて普遍的な大事なモノだけを集めて行くと自分だけのノウハウ集が出来る予定です。
まだ、大事な内容があまり集まっていないので大したモノにはなっていません。
捨ててしまった入社以来のノートからこんな風に役に立つ内容だけを取り出せたら良かったなと思います。
前々回の記事に書いた手帳の機能の中で最初に要らなくなったのが情報を持ち歩く機能だと書きました。
でも、中国に赴任していた時は色々な情報を書いた付箋を貼るページを作っていました。
このページには会社の住所や家の住所、緊急連絡先などを貼っていました。
同じ内容はスマホのメモアプリにも入れていますが、スマホの電源が切れてた時の為に紙に書いて持っていた方が安心です。
言葉が通じる日本では問題有りませんが、言葉が通じない中国では色々と用心が必要です。
赴任した最初の頃はタクシーで家の住所を言っても通じず、何度かこの付箋を剥がして運転手さんに渡して住所を伝えていました。
スマホを見せた事もありますが年寄りの運転手さんだと老眼でスマホの細かい文字を読むのに時間が掛かる事が多く、紙で渡した方が早かったです。
中国に居る間はこの様な情報を書いた付箋を貼るページを用意していました。
日本に戻ってから剥がしました。
この手帳の中身は1枚の厚紙以外のページはすべて樹脂のシートで構成されています。
紙のノートのページはありません。
何か書く時はすべて付箋に書きます。
長い会議等で長い文章を書く時は書いては剥がして後ろに貼りまた書くの繰り返しでチョッと大変です。
この様な使い方の手帳で普段見るのは書く為の白紙の付箋が集まった最初の2ページと処理中の付箋が貼っている4ページだけを見れば良いので手間が掛かりません。
実際に使ってみると思った以上に使い易かったです。
飽きっぽい私が中国に赴任する少し前から使い出して今も使っているので、それなりに便利だと思っています。
ただ、少し前から別の手帳術を知って試してみたくなって、併用しています。
新しい方法はにも良い所、悪い所がありこの付箋を使うやり方を止める所までは行っていません。
その新しい手帳術の話はまた、次の機会に紹介したいと思います。
色々な手帳を試して来ましたが、今はこのやり方で概ね満足しています。
私の現在の仕事やプライベートの状況には合う手帳です。
誰かの参考になれば良いなと思い紹介しました。
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