私が今使っている手帳とノートの話(その1)
今回はスケッチの紹介でなく、私が今使っている手帳とノートを紹介します。
文房具が好きで手帳やノートの使い方を考えるのも好きで、仕事を始めてから色々な手帳やノートを使って来ました。
以前にも手帳などを変える度にブログで紹介していましたが、中国に駐在している間は何かと忙しかったのと、通信条件が悪かったので、ブログでの道具の紹介はしていませんでした。
ゴールデンウィークで家に居るので久し振りに道具の紹介をしてみたいと思います。
※2016年の手帳の記事(過去の手帳の記事へのリンクもあります)
来年の手帳を買いました。二冊目(無印良品 再生紙文庫本スケジュールノート)
この記事を書いた時には中国への赴任が決まっていて、中国での業務や生活も考えて手帳やノートを探していた頃の記事です。
ノートや手帳にはいくつかの機能があります。
最近はスマホがとても便利になったので、手帳の機能の大部分をスマホがカバーしてくれます。
なので、以前とは手帳の使い方も変わって来ています。
元々の手帳の機能はスケジュール管理機能、メモ等の記録の機能、住所録や路線図、単位換算表など情報の持ち歩き機能の3つが重要な機能でした。
一番最初に要らなくなったのは情報の持ち歩きの機能です。
私が社会人になった頃はすべてを紙でやっていたので、内容を色々と変えられるバイブルサイズのシステム手帳が大流行りでした。
色々と内容を足していってパンパンに膨らんだシステム手帳を持っているのが出来るビジネスマンの証でした。
私も会社に入ってすぐにシステム手帳を買いました。
何処でも色々な情報にアクセス出来る様に色々なリフィルを入れていました。
個人でも使える様になってきたパソコンで住所録を作って印刷してシステム手帳に入れたりもしました。
でも、携帯電話が普及すると住所録が要らなくなり、iモード等が普及して経路検索が出来る様になると路線図なども要らなくなり、とどめはスマホでGoogle等が使えるとほ全ての情報を持ち歩く必要が無くなりました。
手帳から情報を持ち歩く機能が無くなりました。
次に不要になったのがスケジュール管理機能です。
昔は手帳の最も大事な機能だと思っていて、色々な手帳を試していました。
でも会社でGoogleカレンダーを使いだして、それがスマホと連動する様になると、基本的なスケジュール管理は手帳を使わなくても出来る様になりました。
最近まではスマホがあっても手帳の方が見やすくて手帳にも同じ内容を書き写していましたが、忙しくなって来ると書き写すのが面倒になり、手帳を使わなくなってしまいました。
中国に赴任していた間は日本に一時帰国した時に100円ショップで買った手帳を持っていましたが、結局殆ど使わなくなっていました。
最後に残ったのがメモやToDoリストや会議の議事録等の記録の機能です。
一時はメモやToDoリストも携帯電話で行っていました。
ガラケーでメールを送るとネット上のToDoリストに登録されてPCからでも操作出来るサービスを使っていました。
非常に便利で、何かを事を思いついたら歩きながらでもメールを送って、後で会社で処理をしていました。
でも、携帯電話がスマホになると歩きながらメールが打てなくなってしまいました。
また、歳を取って老眼が進んで来て、スマホからメールを送るのに時間が掛かってしまうので、その場ではメールを書かず、後で送ろうと思っていましたが、何を思いついたかすら忘れてしまう事が頻繁に起こりました。
なので、私は手帳からこの機能を外す事が出来ません。
何処でも思いついた事等をメモ出来る事がとても大事です。
会議等の議事録は手帳のノート欄に書いたり専用のノートに描いたりしていました。
手帳に書いていて困るのは手帳は毎年新しくなるので、前の年の内容を見る時に面倒だと言う事です。
専用のノート書いていた時期もありますが、それでも、どんどんノートが溜まって来ます。
会社の引き出しに過去のノートと手帳が結構溜まっていましたが、会社が個人の席を無くしてフリーアドレスを採用する時に置き場所が無くなって捨ててしまいました。
昔のノートの情報が無くてもあまり困りませんが、ノウハウ的な内容は捨てずに置いておけば良かったと後悔しています。
必要な所だけでも切り取っておけば良かったかもと思いますが、必要なのは1冊のノートの数ページにも満たないと思います。
沢山のノートのすべてを見直してそのページを探すのも時間が掛かります。
なので結局捨ててしまいました。
今使っている手帳は思いついた時にメモを出来る事と大事な情報を後から取り出しやすい事に注目したモノを使っています。
今回は手帳の機能について私が思っている事をウダウダと書いてみました。
書いていると余りにも長くなって来たので今回はここまでにします。
次回、私が今使っている手帳を紹介します。