スマホでスケッチ(タブレットでスケッチ) | 浮世のスケッチブック

スマホでスケッチ(タブレットでスケッチ)

 本日で私の冬休みは終わです。

冬休み記念に最近しているタブレットでのスケッチの記事を書いてみました。

夜には普段通りのスケッチを紹介します。



 最近、スケッチがマンネリ化して来た気がしていました。

惰性で描いている様な所があり、何かを変えたいと思っていました。

先月(11月)の中旬に急にスマホでのスケッチに再挑戦したくなりました。

きっかけは新しい「iPad Pro」の紹介記事でみた「Apple Pencil」です。

サラサラとディスプレイに絵を描いているのを見て私も描いて見たくなりました。


今使っているスマホの一つ前には「GALAXY Note2」を使っていいました。

「GALAXY Note2」にはペンタブレットで有名な「ワコム」の技術が使われた専用のペンがついていてスマホでスケッチやクロッキーを描いたりしていました。

「GALAXY Note2」を買って絵を描いてみた時の記事
新しいスマホとデジ絵

「GALAXY Note2」を使ってクロッキーを描き始めた頃の記事
6月中旬のクロッキー(GALAXY Noteでクロッキー)

スケッチ用のノートにスケッチが描けない様な時にスマホで簡単にクロッキーを描けて便利でした。

でも、アンドロイドのバージョンが古くなって来て動きが遅くなって来て使い難くなって来たので機種変更をしました。

もう一度「GALAXY Note」にするかだいぶ悩んだのですが、日本のメーカーに比べると細かい使い勝手に配慮が足りないとか色々と不満があったのでシャープの「SH-06F」と言うタブレットを選びました。

タブレットを買った時の記事
新しいスマホの話

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7インチのタブレットでそのまま通話ができます。

画面が大きいので老眼が進んで来た目には助かります。

当然、新しいタブレットでもクロッキーが出来ないかと試してみました。

この機種を選んだ理由の一つにHPの説明に細いペン先のタッチペンが使えると書いてあったのでそこに期待をしていました。

そこで推奨のタッチペンを買って来てクロッキーを試してみました。

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タブレットでクロッキーを試した時の記事
通勤電車でクロッキー(スマホでクロッキー)

以前の記事にも書きましたがこのタブレットではクロッキーは難しい感じでした。

この後ホワイトボードノートを買って来て電車でクロッキーをしてスマホでスキャンしてブログにアップする事もやっていました。

ホワイトボードノートでのクロッキーの記事
通勤電車でクロッキー

ただ、毎朝ホワイトボードノートのクロッキーをスマホでスキャンしたりするのも面倒になり、電車の中でもう少しのんびりしたいと思いクロッキー自体を止めました。

クロッキーを止めて一年以上経ちましたが「iPad Pro」と「Apple Pencil」を見てまたスマホでスケッチを描いて見たいと思いました。

タッチペンも進化して細いペン先でも描けるタイプとか色々と発売されています。

特に気になったのが電池や充電池式の静電気発生式のタッチペンです。

細いペン先でもペン先に静電気を発生させて指と同じ様に反応する様です。

でもネット上のレビュー等を読むと賛否両論です。

値段もチョッと試しに買うには高く悩んでいました。

以前、今のスマホでクロッキーを描こうとした時はペンのスピードにソフトがついてこれない感じでした。

もう少しペンの動きが遅いスケッチの様な描き方なら以前買ったタッチペンでも使えると思い試して見ました。

久し振りに使って見ると案外使えそうでした。

ペンをゆっくり動かせば思った所に大体線が引けます。

思い通りに線が描けない時もありますがその時は画面を拡大してゆっくりと描き直すと何とか使えます。

しばらく今のタッチペンを使ってみて無理なら新しいタッチペンを買う事にするつもりです。


とりあえず会社帰りの電車の中で立っていた女子高生を描いてみました。

ソフトの使い方も良く分からない状態で描きましたが思ったより使えそうです。





Auto CADで有名なAUTO Desk社のアプリです。



Sketchbook Expressと言うアプリです。


スマホやタブレット用の無料のアプリですがお絵かきアプリの一通りの機能が揃っています。

お絵かき系のアプリが少ないアンドロイドでは使えるアプリだとネットでの評価も高いです。

ブラシは鉛筆やペンなどが選べます。



色は円形のカラーピットから選びます。

円形で色相を選び真ん中の四角で彩度と明度を指定します。



レイヤーも3枚まで選べます。

レイヤーの順番を替えたり非表示にしたりと一通りの作業が出来ます。

もう少しレイヤーの枚数が使えると嬉しいです。





テキストや四角や丸などの定形の形状を描くツールもあります。




画面の下の小さな丸のスイッチを押すとコーナーの機能を使えます。

真ん中の大きなまるでブラシのサイズや色の透明度を変更出来ます。




使ってみると結構色々出来そうだと思います。


ただこのソフトでスケッチをするのはペンをゆっくり動かす必要があるので以前の様にクロッキーの様な目的には使えません。

基本的にはスケッチ用のノートが使い難い状況やノートを持っていない時のスケッチ用に使おうと思います。

そのうち、今までのボールペンと色鉛筆のスケッチの合間にタブレットでのスケッチも紹介する事になると思います。


「コクヨ文庫本ノート」に10色ボールペン、色鉛筆(プリズメイト)

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記事はまだ続きますが著作権的に疑問がある記事なので少し下の方に隠しておきます。













































 上記のアプリのレイヤーは画像を読み込む事が出来る機能があります。

普段はやらないのですがネットで見掛けた綺麗なお姉さんの画像を読み込んでトレースしてみました。

トレースも絵の練習になると言う意見もあったのと、このアプリの機能も試したかったので挑戦してみました。


著作権的に問題がありそうなので公開すかどうか迷いましたが、描いた時の工程をスクリーンショットに撮っていたのでソフトの使い方の参考に紹介します。

写真のトレースなのでスケッチとしたは面白いモノでは無いのでアプリの使い方に興味ある人だけ御覧ください。















































レイヤーに画像を読込んだ所です。

著作権的に疑問があるので元画像は少し加工しました。


画像のレイヤーの上のレイヤーに下書きします。

下書きはブラシの鉛筆で描きます。


影の部分を描く為に透明度を上げた鉛筆ブラシを使います。



透明度を上げて薄くなった鉛筆ブラシで影の部分を画像の上から描きます。




画像のレイヤーを見えなくするとこんな感じです。



輪郭などの濃い線を描く為に透明度を下げた鉛筆ブラシを使います。



先程の薄い鉛筆ブラシの上から濃いラインを描き込んでいきます。




画像を非表示にします。
完成した下描きです。



下描きの上のレイヤーに色を塗ります。

筆ツールで肌に色塗りをします。

透明度を高めた色を重ねながら塗っていきます。


もう一段濃い肌色で影の部分を塗っていきます。




顔の部分の口紅やイヤリングを塗ります。

細かい部分は画面を拡大して塗ります。




ドレスの色塗りをします。

画像のレイヤーを表示と非表示を入替えて確認しながら色を塗りました。




髪の色やドレスの濃い部分を塗りました。




下描きのレイヤーを隠すとこんな感じです。

下描きの線が無いとボヤっとした色の塊です。



下描きのラインは上から色が被って薄くなります。

下描きのレイヤーと色のレイヤーを入替えてみました。

下描きのラインが濃過ぎてあまり良く無いのです。

元のレイヤーの配置に戻して完成です。






写真のトレースでスケッチを描いて見ましたが多分もうやらないと思います。

今回のスケッチは描いていて楽しくありませんでした。

デッサンが狂ってしまっても自分で見てそれを描かないと面白くありません。

ただ、今回このアプリを導入して何処まで使えるか確認するのには役に立ちました。

電車スケッチ等外で描いている時に色々な描き方を試す余裕はありません。

休みの日の夜にゆっくり試すのには良かったです。