○○の日イベントとして、一般のファミリー向けに1時間程度講習を

することになり、100均商品を使った山でのレスキュー方法や使い方を

やってみようという事になり、山仲間と段取り打合せと練習をしてみました。

 

晴れてれば、岩屋観音まで登り、岩遊びしようとも思ってたのですが、

朝から雨の予報の為、水分峡のキャンプ場でレスキュー練習のみとな

りました。

 

水分峡キャンプ場の炊事棟にて

 

100均で用意した キャンピング用ロープ、テーピングテープ、レジャーシート

※チェルト、スリング、カラビナ、細引きがあればいいけど、ファミリーは持って

 ないですし、買えば高い。

3枚のレジャーシートを使います。

広げた2枚のシートに対角線で折ったシート1枚(オレンジ色)を挟んで重ね

合わせます。 ※ここまで、何回か折り曲げ挟み方や向きをやり直し(;^_^A

挟んだシートの角になる側を5cm程度の幅で2回折り込みます。

折り込んだ部分を3か所紐で結びます。

シートベント、クローブヒッチなどの結び方が、回収は早いですが、初心者の方には

難しいと思うので、オーバーハンドでも、巻いてテープで止めるでも良しとします。

その他の角部分も紐で結びます。  

結び目のシートの内側に、石とかキャップとかを包んで外から巻けば抜けません。

簡易チェルトの準備ができたので、いよいよ、設置です。

皆で、上部をもって

近くに支点になる木がなかったので、ストックで支点を作りました。

100均のキャンピング用ロープを支柱(ストック)の固定に利用しました。

チェルトの両端は石で固定。三角に折り返したオレンジシートは背面になるんです!

ザックも重しに利用し、完成です。  現地にある物を利用して作ります。

4名までなら、小雨、風、直射日光の日除けには利用できますね。

 

テーピングテープでこよりテープ(紐)を作る方法↓

長い場合は、2名で引っ張りながらテープを折り返すほうがやりやすい。

テープを5ミリ程度ずらして粘着面を重ね合わせます。

粘着面を上にして持ち角を三角に折り返します。

三角の端から撚るようにして巻いていきます。

短い長さの紐を、繋げて長くするやり方

短い紐どうしを、くの字に折り曲げてつなぎ、

その上からテープでとめて連結します

長くなったでしょ

こんな感じで、長く繋げば紐として利用できます。

 

傘にレジャーシートは、簡単で早い

 

参考:↓ストックを使った松葉づえの作り方

 

10時には、予報通り本降りの雨となり解散としました。

 

小雨の中、1時間ほどの練習でしたが、やらないのと、

やってみるでは大違いでした。

やってみたら、想定より難しかったり、一人だと時間が

かかったりで、練習してみて気づくことがあり、やって

よかったです。

レスキューは有るものでやるしかないので、今回の

100均商品なら、軽くて場所も取らないし、ハイキング

に行くとき、ザックの中に忍ばせておけば何かの役に立

ちますよ 

 

皆さん ご苦労様でした。