タイ人を倒して4度目の王座挑戦を狙う』
──今回はタイ人との対戦になりました。
今野 2014年8月にサンムック・キクチジムと闘って以来2回目です。日本人と比べると距離感やリズムが違うので、向こうのリズムにならないように気をつけたい。
──オトヤスックの情報は?
今野 ジムのタイ人トレーナーに聞いたけど、全くないということです。若くて背が高いことくらいしかわからないですね。ただ、タイ人なので確実にテクニックは持っているでしょう。負けずに自分のスタイルを貫きたい。
──自分のスタイルとは?
今野 僕、KO勝ちが多い方なんですけど、みんなそこをあまり意識してくれない(苦笑)。
今回も勝っても負けてもKO決着。
ミドル級らしい激しい試合になると予想します。
──勝ったら、通算4度めのタイトル挑戦を狙う?
今野 僕はベルトストーカー。
もう34歳なのでその意欲がなかったら、辞めているでしょう。
幸いまだタイトルを獲るという意欲はあるので、タイ人を倒して王者・斗吾選手への挑戦へとつなげたい。
(インタビュー スポーツライター 布施鋼治)