首相撲で腹を削って最後はヒジで倒す☆石川直樹(治政館)直前インタビュー | 新日本キックボクシング協会

新日本キックボクシング協会

国が認める唯一のキックボクシング団体

WINNERS2017 1st 1・8後楽園大会は石川選手が所属する治政館ジム主催興行。
2017年の初戦を控える日本フライ級王者 石川直樹(治政館)に直前インタビューしました。

{33018C2F-1F36-4F79-9289-C4C6EEC92833}


石川直樹インタビュー
「首相撲で腹を削って最後はヒジで倒す。そんな選手になりたい」

──キックを始めたきっかけは?
石川 ダイエットです(微笑)。もともと体は細かったけど、毎日酒ばかり飲んでいたせいでお腹だけすごくて、一時はウエストが88センチもあったんですよ。

──それから、なぜ選手の目指すように?
石川 うまく乗せられる形で、入門3カ月くらいの201111月にアマチュアの試合に出た。ボディへのヒザ蹴りでKO勝ちすることができたので、「一回勝ったら、もう一回やりたいな」という感じになりました。
──適正体重は?
石川 キックの練習を始めたらすぐ体重は落ちたので、一番最初にアマチュアの試合に出た時には59㎏でした。次は55㎏。通常体重は5556㎏くらいしかなかったんですけどね。プロデビュー戦もフェザー級でした。フライ級に落したのは本当に最近です。それまではバンタム級で闘っていました。

──目まぐるしく階級を変更していますね。
石川 いまでもそんなに体重は気にしていない。8月の試合(VS田中亮平)も54㎏でやりましたし。ただ、いまの自分にはフライ級が一番合っていると思います。

──最近、公式記録ではふたつの引き分けを挟んで4連勝中です。好調の原因は?
石川 その前もしばらく負けていなかったんじゃないですかね。う~ん、意識の高さですかね。デビュー戦から一戦一戦大切に闘っているつもりなので。

──選手としてのセールスポイントは?
石川 日本人があまりやらない、首相撲で腹を削って最後はヒジで倒す。そんな選手になりたい。

──日本でタイ人と闘うのは今回が初めてという話を聞きました。
石川 ハイ、以前タイでは2試合タイ人と闘っているけど、今回のブンピタックとはレベルが違う。去年5月か6月の試合を見たら、サウスポーのブンピタックはヒジでKOしていました。ただ闇雲にサンドバックを打つのではなく、考えて闘いたいです。

(インタビュー/スポーツライター 布施鋼治)