新年明けましておめでとうございます。
いよいよ日曜日に迫ってきた新日本キックボクシング協会 WINNERS2017 1st 1・8後楽園大会。
新春興行を前に今大会に出場するチャンピオン達にインタビューしました。
まずは、柴田春樹(日本ヘビー級王者/ビクトリー)から。
「チャンピオンになるまで、すごく長かった」
──2017年を振り返って。
柴田 初めてチャンピオンになったので、いい年だったと思います。デビューして12年、チャンピオンになるまでがすごく長かった。というか、もともとチャンピオンになれると思ってキックを始めたわけではありません。最初はダイエット目的だったので、自分でもちょっと驚いています。
──一時はミドル級で闘っていた時期もありましたね。
柴田 ハイ。ミドル級でもいけるかなと思って落したけど、ミドル級では動けなかった。でも落した時のトレーニングに対する姿勢──寝ている時はつねに体を動かし続けているような感じだったのでトライして良かったと思います。
ミドル級に落した時の過酷さを知っているから、いまのトレーニングはそんなにきつくない。
──今回の対戦相手は元J-NETのヘビー級王者です。
柴田 もともと僕は相手のことはあんまり気にしないタイプ。周囲から「パンチは強いよ。試合映像は見ておいた方がいいよ」と言われているので、当たらないように頑張ります。
──得意のローで倒したい?
柴田 そうですね。11月の相手はやりづらかったので、もう一回初心に帰って得意のローで倒したい。
──ヘビー級のキラーロー誕生!
柴田 いきます!(微笑)
──2017年の目標を教えてください。
柴田 当たり前の話だけど、このまま連勝を続けたい。勝ち続けていれば、どんどん強い相手と当たる可能性が増えてくると思うので。
──年齢は気になる?
柴田 全く気にならない。十代や二十代と比べてもいまの方が体力はありますから。僕、子供の頃なんかビックリするほど体力がなかったんですよ。
(インタビュー/スポーツライター 布施鋼治)