最後はKOできれば☆国崇(NJKF/拳之会)直前インタビュー | 新日本キックボクシング協会

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新日本キックボクシング協会1・11後楽園大会にて志朗(ランシットスタジアム認定インターナショナルバンタム級王者/治政館)と対戦する国崇(WBCムエタイ・インターナショナルバンタム級王者/NJKF/拳之会)。

決戦直前の国崇選手にインタビューしました。

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──2014年を振り返ってみると、どんな感じですか?
国崇 良かった点は宮元啓介選手に勝ってWBCインターナショナル王座防衛に成功して、世界戦への切符をモノにしたことですね(7月21日 判定勝ち)。一方、悪かった点は久々のタイ遠征で判定負けしたことです(9月20日、オームノーイスタジアム)。

──2015年の第一戦は新日本キックボクシング協会のリングです。協会の印象は?
国崇 伝統ある団体ということですかね。好きな選手は先日引退された石井宏樹さん。印象に残ってる試合は庵谷  鷹志VS鷹山 真吾ですね。

──志朗選手の印象は?
国崇 ディフェンス力に長けており、若くて勢いもある選手という印象です。

──現時点でどんな試合をイメージするか?
国崇 お客さんが盛り上がるような試合をして、最後はKOできればいいかなと思います。

──相手の攻撃で警戒すべきところは?
国崇 ローキックです。

──プロとしてここだけは他の選手に負けないと思うところは?
国崇 年齢の割にはそこそこ頑張っているところですかね。

──志朗選手よりも自分が勝っていると思える点は?
国崇 経験の差だと思います。伊達に試合数をこなして来た訳ではありません。

──アウェーで闘うということについては?
国崇 どこで闘うにしろいつもアウェー感満載なので、そこまで意識してません。

──ヒジ、ヒザありの5回戦ムエタイルールの魅力とは?
国崇 使える箇所&技が多い分、一時も目が離せない緊張感じゃないですかね。

──タイで試合をする興奮と難しさについて教えてください。
国崇 ギャンブラーのお眼鏡に適わないと話しにならない点です。

──山登りにたとえたら、自分のキャリアはどのあたりまで来ている?
国崇 ラジャ、ルンピニー、WBCムエタイがゴールだとして考えたらどれも一度は挑戦しているので、末広がりの八合目くらいだと思ってます。

──国崇選手は岡山県在住で所属も同県にある拳之会。練習環境は?
国崇 都会と違い誘惑も少ないので、良いところだらけです。

──拳之会の魅力とは?
国崇 会長を見て頂ければ分かります。一言で言えば、人間味ですね。見た目の印象とは裏腹に、人当たりが良いと言うか面倒見が良いというか・・・。私は小学3年生の時に入門し、今までお世話になっていますし、もちろんこれからもお世話になるつもりです。

──2015年の目標について教えてください。
国崇 WBCムエタイの世界戦を組んでもらって勝利することですね。大和哲也選手、梅野源治選手に続いて、私も世界を獲りたいと思います。

──当日後楽園に集まるお客さんには、自分のどこに注目してほしい?
国崇 初めて私の試合を観る方が多いと思うので、70戦やってきたテクニックと気持ちを観て頂きたいと思います。

──最後にお客さんへのメッセージを。
国崇 面白い試合をして、NJKFにはこんな選手が居るんだと思って頂いて、NJKFの会場に足を運んで頂けたら幸いです。

(取材/スポーツライター 布施鋼治)