2年生3人、1年生1人のほかは小学生。しかし同じ土俵で戦う以上、言い訳はできません。
この結果を子供たちはどう受け止めるか。
今日大会の途中で子供たちに「今の試合楽しかった?」という質問を投げました。0-5の敗戦のあとです。一様に、みんな「楽しくなかった」と言いました。
では、みんなはどんな時楽しいの?楽しいからフットサルをしているんじゃないの?
ある選手は「試合に勝った時が楽しい」
ある選手は「やりたいことができたときが楽しい」
ある選手は「接戦を制したときが楽しい」
「楽しい」と思う基準は人それぞれ違いますが、「楽しい」と「楽しむ」もまた違います。
「楽しい」という感情はあとから出てくるものですが「楽しむ」という感情は自ら作り出すことができます。
楽しかったか、楽しくなかったかはその時それぞれですが
その前に「楽しむ」という感情がなければ「楽しい」という感情もでてこないのでは。
ヤクルトの野村監督の言葉ですが
「楽しむ」という言葉の本当の意味とは、悩んだり苦しんだりすること
という言葉があります。
物事に真剣に取り組み、目の前の壁を乗り越える努力をする。
一人で乗り越えるのではなくチームメイトと一緒に乗り越える。
時には悩み、時には喜び、喧嘩もして、支えあってもして
今ある自分の最大限の力をだし、足りない部分は仲間に助けてもらって
課題が見つかれば練習して課題を克服して。
そうやってフットサルに取り組む。
それが「フットサルを楽しむ」ってことなんじゃないかと。
決して、ただ笑いながら、反省もせずに、練習もせずに、ボールを蹴ることが楽しむじゃなく、そこにある真剣勝負を乗り越えること、それがこの年代に必要な「楽しむ」ということなんだと思う。
では、その試合子供たちがフットサルを楽しんでいたのかどうか。
残念ながらそれが伝わってこなかったので上記の質問をしました。
そんな話をした次の試合。
試合は0-1で負けましたが子供たちの取り組む姿勢が全く違いました。
試合後聞いてみるとほとんどの選手が「楽しかった」と言っていました。
楽しいの反対語は悔しいではありません。
試合に負けて悔しくても楽しいものは楽しい。
試合に勝っても、たとえば相手が全然気力がなく、苦労せずに勝てる試合。
これは多分楽しくないでしょう。
物事の楽しさは、真剣勝負の先にある、と思っています。
小学生年代とはまた違う取り組みが必要な世代。
フットサルだけじゃなくいろいろな悩みも抱えているし、自分の感情をうまく表に出せない時期があったりします。
そんな中で、子供たちがフットサルを楽しむ環境をどう作って行こうか。
中学生指導も来年が勝負です。
来年度の新1年生から本格的にメンバーを募集します。
現在2年生3人、1年生1人なので、新1年生を中心に「真剣にフットサルを楽しむ」メンバーをたくさん受け入れて、いいチームを作って行こうと思います。
お問合せは club@ffcestrela.net まで
