今日、弊社で10年間一緒に働いてくれた社員が退職をした。
彼は、もともとはうちのお客さんだった。
今でも覚えている。
面接の日。どっかで見た顔だなと、当時すでに働いていた鈴木と。
「あ、昨日大会で両足痙ってたやつだ!」
新卒で入ってきた彼は、本当に真面目で、真面目で、真面目なやつで(笑)
入社して最初の仕事が、いきなり新規施設の立ち上げ。
当時、イベント業で3年が経過していた当社は、柏にフットサルコートを開業する準備をしていた。
そのタイミングで採用されたのが彼で、自分とふたりで車に寝泊まりして
開業を迎えたのが記憶に新しい。
翌年、今度は川口に新店舗をオープンすることになり、川口に移動。
こちらも立ち上げには非常に苦労した物件ではあるが、なんとかやりきった。
イベント担当になってからは、波崎のサッカー大会や、各地方のカレッジフェスタなどを多く経験。
基本、彼に任せておけば大丈夫と自分も安心して任せられるスタッフだった。
退職の挨拶で、自分に対して「悪い言い方をすれば人任せ」と言い放ったが(笑)
まさにその通りで、彼に任せておけば滞りなく、対応してくれるスタッフのひとりだった。
そんな彼、服部君が本日を持って退職。
最後の個人参加の仕切りには多くのお客さんが駆けつけてくれたよう。
お客さんにも仲間にも恵まれた。
一つの会社に10年務めるというのはすごいことだと思う。感謝しかない。
今まで会社を支えてもらった。
彼がいなくなるのは本当にさみしいし、会社にとってもつらいこと。
でも、創業時から決めていることで、自分が好きで始めた会社に集まってくれる人は
快く迎えて、旅立っていく人はまた素直に送り出す。止めることはなしない。
そう決めている。
彼の新しいスタートを応援したい。
そして、彼が悔しがるぐらい、残ってくれているメンバーのためにももっと頑張る。
今より良い未来のために。
まあ、おそらく審判が足りないとかで、すぐに助っ人を頼むことになるとは思う(笑)