昨日は、同じフットサル業界で働くIさんと部下のKさんと会食をさせていただきました。
お誘いいただきありがとうございます。
Iさんの会社は、最近の業界を引っ張るべく活躍している会社で
いろいろなヒントをいつもいただいています。
話題の中心はフットサル業界の今と今後の方向について。
先日、フットサル人口が370万人になったというニュースがありましたが
これは年に1回でもフットサルをやったことがあるという人数。
フットサル場を経営している肌感覚としては、フットサル場を利用しているお客様は
むしろ減ってきていると感じています。
減ってきているというのは、ユニークユーザーではなくのべ人数の話。
つまり、利用頻度が落ちているということです。
今まで週1回使っていたチームが、2週間に1回になったり
下手したら月に1回になったり。
様々な事情でチームが集まりにくくなったということもあるかもしれません。
もちろん、首都圏ではフットサル場も供給過多になってきていますので
市場の奪い合いも起きていますし、公共施設の開放も進んでいますので
そちらへの流れというのもあるでしょう。
フットサル場は今後どのような方向に進んでいくのでしょうか。
このような環境の中で、生き残っていくにはどうしたらいいか
真剣に知恵を絞って、取り組んでいかないといけません。
一昔前であれば、フットサル場を作ればお客が自然に入り、2か月後まで予約で埋まり
後は当日を待つだけ。そんな、言い方は悪いですが待つだけの装置産業だったかもしれません。
しかし、そのような時代は終わりました。
公共施設が増えてきました。
施設のハード面では到底かないません。
料金でも太刀打ちできません。
以前なら、サービスで勝つという感じでしたが、指定管理者制度で運営自体も
民間の会社が入っていてサービスも向上しています。
フットサル場の生き残る道は?
今はその探りあいの時期かもしれません。
顧客のニーズは時代とともに変化していきます。
その変化についていけるか、先取りしていけるか。
どんな商売も同じだと思いますが、そこにかかっています。
それができなければ淘汰されていくでしょう。
そして、それができたとき。フットサル場ビジネスはもう一つ上のステージにのぼると思います。
今は必死に食らいついていくしかありません。