こんにちは。さくながくみこです。
小さい頃から、家であまり話さなかった娘が、
大学に入ってからは、その日にあった事を話す機会が増えました。
数日前に、対話形式の講義が楽しかった、と、話してくれました。
先生から配られた資料を基に、
根拠をしめしながら答えていく授業だったようです。
娘の話は、専門用語がいくつもあり、私の理解がおいつかず
「それ、どういう意味?」「それは、こういうこと?」と、
何度も、質問と確認を繰り返し聞いてました。
そんな私に構うことなく、はつらつと喋ってた娘。
今、娘が学んでる学科は、前から興味があった分野。
きっと、学んでいく中でわかる楽しさや面白さを、誰かに共有したかったんですね!
あまり喋らない娘を心配になった時期がありました。
なにか言いたいことがあるのに、
親に気をつかって我慢してるんじゃないかと、
思ってました。
私が子どもだった頃、母は仕事や家の事で忙しく、会話する時間がほとんどありませんでした。
仕事や家族の事を考えるのに精一杯で、自分の事を後回しにしてる母に、子どもなりに迷惑かけないよう、気をつかってたのかもしれません。
今おもうと、本当は、学校であったことや、好きなアイドルの話、自分のやりたい事を母に聞いて欲しい気持ちがありました。
以前は、孫を可愛がってくれる母に対して、
困った時は助けてくれて、ありがたい、と感謝する自分と、
子どもの頃、我慢してきた気持ちをわかってもらえず母にすねてた自分もいて、
娘も自分のように、ママはわかってくれない、とすねてる、、と思い込んで、
このままでは親子関係が悪くなる、と私が不安だったんです。
母になったら、子どもとは良好な親子関係を築きたい、というのはありました。
いつも笑顔で、争うことなく、仲良く微笑ましい親子関係…
現実ではあり得ない関係を作ろうとしてたんです。
人間関係って親しくなればなるほど、お互いに甘えがでて、欲求がぶつかりやすい。
家族だからこそ、
お互いに欲求を押しつけるだけでなく、
自分の考えや、感じてる事を伝える。
相手の話しも聞く。
お互いに納得できる落としどころをみつけながら、話し合うのが大切です。
(なかなか難しく日々練習中です。)
そのためには、自分の気持ちや考えてる事、欲求を知ることは、必要になります。
娘は、ただ聞いてほしくて話してるだけなのに、私がアドバイス的な事を言う、と不快感をしめします。
今、アドバイスはいりません。と、自分の考えを伝えてきます。
アドバイスするつもりはなく、子どものためになれば、と思って言っちゃうんだけど、娘の気持ちも尊重したいので、わかりました、と言って、また聞き役に戻ります。
(たまに、参考にしてもらえれば幸いです、的に言う時もある)
私にとって、良好な家族関係を築くために必要なのは、自分を知る事です(^^)