日米原子力協定は、1988年7月に発効した条約である。アメリカ合衆国から日本への核燃料の調達や再処理、資機材・技術の導入などについて取り決めている。正式名称は原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定。
【再稿】
戦略国際問題研究所(CSIS)ジョン・ハムレ所長の寄稿より
国家安全上の観点からも
日本は原子力国家で有り続ける必要がある
日本が原発を放棄し、中国が世界最大の原子力国家になったら
日本は核不拡散に関する世界最高峰の技術を失ってしまう
原子力発電所はあるし いわゆる核廃棄物を再処理するという
日本は核不拡散条約の体制のもと
核兵器を持たない国の中で 核の再処理をフルセットで
認められている唯一の国
行き場のない使用済み核燃料は1万9千トン
2024年2月9日 5時00分
今年、岸田政権は東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)などを再稼働させる方針だ。
だが、使い終えた核燃料を再利用する「核燃料サイクル」は原子力政策の柱と位置づけられながら行き詰まっている。中核施設は6月ごろまでの完成を掲げていたが、1月末に断念
新潟県の花角英世知事は9日、都内で原子力規制庁の片山啓長官と面会した。東京電力ホールディングス(HD)の柏崎刈羽原子力発電所の再稼働について、能登半島地震を受けて有事の際の住民避難の議論が改めて必要だと指摘した。
花角知事は面会後、再稼働に関して「いずれはリーダーとして判断し、その結論について県民の意思を確認するプロセスに行くときが来る」と記者団に語った。
【テレビ新潟2/9より】
柏崎刈羽原発の事実上の運転禁止命令が解除されたことを受け、その理由や経緯について尋ねました。
〈花角知事〉 「昨年の暮れにひとつの区切りをつけたと理解していますので状況、考え方をぜひ聞かせていただきたい」 柏崎刈羽原発をめぐっては核セキュリティの不備など問題が相次ぎ、2021年4月から事実上の運転禁止命令が出されていました。
その後、原子力規制委員会が改善状況を評価する「追加検査」などを実施。去年12月に命令の解除に至りました。
そのうえで片山長官は― 〈原子力規制庁 片山啓長官〉 「原子力規制委員会は東京電力に対して今後とも核物質防護のハード面ソフト面での継続的改善をすること、世代を超えて継承していくための人材育成を含めた取り組みをしっかりやってほしいと求めたところです」
また、9日の面会では能登半島地震を受け屋内退避の有効性など避難のあり方について話し合ったということです。
面会後、花角知事は― 〈花角知事〉 「いずれはリーダーとして(再稼働の)判断をし、その結論について県民の意思を確認するというプロセスに行くときが来ると思います」 柏崎刈羽原発の再稼働の是非をめぐり地元の同意などことしは議論が本格化するとみられます。
柏崎刈羽原発で地震後に複数の損傷確認、地震の影響か「判断難しい」 東京電力は「異常や液状化被害は確認されていない」と説明
2024/2/9 11:30
1月に発生した能登半島地震後に東京電力が、新潟県に立地する柏崎刈羽原発のタービン建屋内などで壁面のひび割れや地下水のしみ出しを複数確認していたことが2月8日、分かった。東電はこれまで地震の影響について「プラント設備の異常や液状化被害は確認されていない」と説明していたが、一定の被害を受けた可能性が出てきた。
2024/02/08 #柏崎刈羽原発 #地域の会 #運転禁止命令解除
7日夜、柏崎刈羽原発の周辺住民が原発の安全性について意見を交わす「地域の会」が開かれました。 今回の会議では、原子力規制庁の担当者が柏崎刈羽原発に対する追加検査の内容と結果を説明。 去年12月に事実上の運転禁止命令を解除した経緯を報告しました。委員は今回の説明をもとに3月の会議で質疑を行います。
■竹内英子委員 「検査に時間をかけて審査をしたというのは分かったけど、いろんな不祥事を起こしているところに原発事業者としての適格性があるとは到底思えない。」
今回はこのほか、能登半島地震に関連して、地震発生時の避難などについても意見が出されました。 2024年2月8日放送時点の情報です
敦賀原発1号機では2017年から廃炉作業が進められている
2024/02/08
日本原子力発電によりますと、8日午前6時20分ごろ、福井県の敦賀原発1号機で、タービン建屋内の排気ファンから煙と火花が出たと119番通報がありました。火災報知機が作動したため、運転員が、排気ファンの電源を落としたところ、煙は止まったということです。周辺環境への放射能の影響は確認されていなく、けが人もいないということです。
【NHK】廃炉作業が進められている福井県敦賀市にある日本原子力発電の敦賀原子力発電所1号機で8日午前6時半ころ、建屋内の空気を外に出すための「排気ファン」から煙と火花が発生し、およそ1時間後に鎮火が確認されました。
2024年2月8日 12時59分
廃炉作業が進められている福井県敦賀市にある日本原子力発電の敦賀原子力発電所1号機で8日朝、建屋内の空気を外に出すための「排気ファン」から煙と火花が発生し、およそ1時間後に鎮火が確認されました。けが人などの情報はなく、外部への放射能の影響はないということで、日本原電が当時の状況を調べています。
消防によりますと、8日午前6時半ごろ、敦賀市にある日本原子力発電の敦賀原発1号機で「タービン建屋から煙が出ている」と従業員から通報がありました。
日本原電によりますと、タービン建屋の中にある空調設備の部屋の火災報知器が作動し、現場を確認したところ、原子炉建屋内の空気を外に出すための「排気ファン」から煙と火花が出ていたということです。
現場の作業員が「排気ファン」の電源を切ったところ、煙と火花はおさまり、午前7時半過ぎに消防が鎮火を確認しました。
日本原電や消防によりますと、これまでにけが人などの情報はないということです。
東京電力は2月7日、福島第一原子力発電所の建屋外に汚染水が混ざった水が漏れたと発表
漏れたのは約5.5トン220億ベクレルと試算(報告基準1億ベクレル)
2024/02/07 #東京電力 #福島第一原発 #放射性物質
東京電力は、福島第一原発で汚染水を浄化する装置から放射性物質を含む水が漏えいしたと発表しました。 この動画の記事を読む> https://news.ntv.co.jp/category/socie... 7日午前9時前、汚染水を浄化する装置の排出口から水が漏えいしているのが見つかりました。装置は点検作業中で、閉まっているはずの弁が16個中10個、開いていたということです。 東京電力の試算では、漏れたのはおよそ5.5トン、セシウムなど220億ベクレルの放射性物質を含んでいる可能性がありますが、大部分が土へしみ込んだとみられ、付近の排水路のモニタリングに有意な変動はありません。 東京電力は水が漏えいした区域を立ち入り禁止とし、土を回収するなどの対応を急ぐとしています。
(2024年2月7日放送)
<まなかつお>
2024年2月7日午前9時前に確認された汚染水流出が
【速報】が報道されたのは同日午後6時ごろなのでしょうか?
だとしたら、【速報】とは言わないのでは?
大部分が土に沁み込んだとか 漏らすのはションベンだけにシロ
「福島第一原発」汚染水浄化装置の点検作業中 閉まっているはずの弁16個中10個が開いていた
2024年2月7日
東京電力会見 2月7日午後6時ごろ 水(汚染水)が漏れた区域を立ち入り禁止にし土を回収するなどの対応を急ぐ
臨界事故8年間隠す…北陸電力が志賀原発で失敗の教訓を語り継ぐ式典 社長「お天道様は見ている」
北陸電力が1999年、志賀原発で起きた重大な事故を8年間隠していたことを覚えているでしょうか。
この教訓を若手社員に伝えるため、北陸電力は事故があった日を「安全と公正・誠実を誓う日」と定め、12日式典を行いました。
松田光司社長: 「この志賀原子力発電所で過去に起きた当社の苦い歴史を、皆さんで今一度振り返り、未来に向けて全員で今後の安全と公正・誠実を誓う日としたいと思います」
志賀原子力発電所で行われた「失敗の教訓を語り継ぐ」式典。原子力本部の管理職を中心におよそ50人が参加しました。
北陸電力は1999年、志賀原発1号機で臨界事故という重大な事故を起こしていたものの、国にも報告せずおよそ8年間その事実を隠していました。
松田社長: 「あれから15年以上の年月が経過しました。ややもすると我々のその時の思いが遠くなったり、またそれ以降に入社した社員も相当な数になっています。しかしあの時のことは決して組織として風化させてはいけないことなのであります」
公表当時、営業部の課長で再発防止対策委員会のメンバーとして発電所の職員へ聞き取りを行った松田社長。そこで今年から事故があった6月18日を「安全と公正・誠実を誓う日」と定めることにしました。 さらに、事務所の一角に資料エリアを設け公表当時の新聞記事などが展示されています。そして中央に設置した銅鑼には松田社長のこんな思いが込められています。 松田社長: 「隠さない意識を常に持ち続けられるよう、天に恥じない、お天道様は見ているという戒めを込め、この仰天不きを自ら揮毫させていただきました」 北陸電力は毎年、事故があった日に式典を開き教訓を語り継ぐことにしています。(2023年6月12日放送・石川テレビ公式チャンネル)
▲【朝日新聞】福島原発事故の画像ですが、福島原発の事故原因は地震ではなく津波です。
<まなかつお>
当時から言われてきた言葉ですが、地震がなかったら津波はきません
今回の能登大地震で志賀原発に大きな影響が出なかったのは
「稼働」していなかったからと思う方は挙手を