痛覚と尿意と妄想力と。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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「緊張したりプレッシャー感じたりするとトイレに行きたくなる(主に尿意をもよおす)人は一定数存在する」…これはよく知られた説だと思います。緊張、苦手なコトをしなくてはいけないストレス、プレッシャーなどによる精神的なダメージが膀胱に影響し、収縮してしまう→膀胱に尿が溜まる、溜まったような感覚が発生する→トイレに行きたい!となるのが原因のようです。

ダメージと膀胱の過活動は深く繋がっているのか、と人心の仕組みを理解すれば、「いま、あがっちゃってるんだな」と緊張やプレッシャーを自覚して、伸びをしたり深呼吸したり雑談をしたりと落ち着けるようなアクションをとることで、みだりにトイレ!トイレ!となりにくくなるようです。あれはいつだったか…個人的エピソードとしては、大勢の前でのスピーチを控えて感じた緊張をほぐすために、ちょっとお茶でも…と軽く一服するつもりがついついグイッと飲みすぎてしまい、本番直前になって余計にトイレ~、と駆け込むように用を足しに行った事があるのはナイショです。いただいたペットボトル入りのお茶が好きな銘柄だったのが災いし、すっかり拍車が掛かっちゃいましたよ。せっかくのお茶、気ばかり焦っていたのでしょう。ゆっくり味わって飲む余裕がなかったんです。

このように緊張やプレッシャーで尿意が刺激されるのはよくある話、として認知されやすいでしょう。しかし、私は緊張よりもプレッシャーよりも、どうも昔から「痛い話」で尿意が刺激されやすい体質でして。話し相手がケガをしてすさまじい治療を経験した話や、急病で激痛を味わった話など、「痛そう」と感じると途端にトイレに行きたくなります。かつての仕事仲間が交通事故に巻き込まれて何針も縫うような大けがをした、アルバイト先の後輩が食中毒(確か刺身でした)になり腹痛で七転八倒、気絶寸前で救急車を呼ぶことになった、とか…痛みが強く表現されたエピソードを聞くと、勝手な脳内再生が始まり「痛そう→ゾワゾワ→トイレ」となってしまうのです。

先日も知人が転んで、目の周りの骨を折って緊急手術(眼球は無事だったため、手術風景はボンヤリ見えていたらしいです)というトンデモ激痛体験トークを数分間聞いて、「わぁぁ」とアタフタしながらトイレに2回も行ってしまった…。