お風呂のおもちゃといえば、ゴム製の黄色いアヒル人形がイメージされやすいかなと思います。1970年にアメリカの人気子供番組で、番組内に出てくるキャラクター｢お風呂にアヒルのおもちゃを入れて歌ったり遊んだりするシーン｣が登場して以来、アヒルのおもちゃ=お風呂のおもちゃ、という印象が強くなり伝わっていったそうです。子供番組で登場すると｢僕も(私も)真似したい！｣となったんだろうなぁと予想できます。こうして日本にも舶来のおもちゃとして広がり、お風呂をイメージさせるアイテムの一つとして今も存在しているのでしょう。ちなみに、そんなお風呂アヒルに付けられる敬称｢アヒル隊長｣は某有名入浴剤メーカーが｢お風呂という海原をすいすい泳いで子供達を湯船に浸かるよう導いて欲しい｣的な願いが込められて、皆のリーダーのような愛称で呼ばれるようになったのがいつの間にか誰もが知る敬称となったのだとか。アヒルのおもちゃにも歴史あり(諸説ありますが)…と感心してしまいます。
アヒルが黄色いのは赤ちゃん時代で、大人になると白い体に変化します。白アヒルのおもちゃより黄色アヒルの方がメジャーになったのはどうしてなんだろうなぁと思うのでした。黄色は目立つからでしょうか。