取れたビー玉も宝物。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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とあるアジアにある有名な美術館にて、「木の彫刻の中に木の彫刻が入っていて、そのまた内側にも木の彫刻が…」という円形の木細工を見たことがあります。ソフトボールくらいの大きさで、網のように細く木がくり抜かれて幾重にもボール状になっているように見えました。当時の皇帝に献上するために職人さんが3代だか4代だかに渡って作り継がれた作品というのはガイドさんの説明で理解はできましたが、「どうやって作ったか」までは詳しく理解できませんでした。あまりにも細かく、複雑に出来ているため作成過程が完全には解明できない…みたいな説があることは何となく分かったので、そこは「ですよね」と納得するのみでしたね。受け継がれていく途中で皇帝って変わらなかったのかな、とか、途中で折れたり割れたりしたらどうなっちゃってたのかな、とか、同じ素材がよくあったよな、とか今までどうやって保管されてきたのかな…とか疑問だらけでしたが、作品の神秘性にすっかり魅入ってしまうのでした。
「どうやって作ったの?」的なモノには魅力を感じます。瓶の中に入った船の模型も、「ふぁ~すご~い」とずっと見ているような子供でしたね。身近なところでいえば、ラムネの蓋がわりになっているビー玉も、「しばらく開けないで見ているタイプ」でしたよ。そしてラムネはちょっとぬるくなるのでした。