野球やボクシング、楽器の演奏などを左利きで行う人のことを｢サウスポー｣という場合がありますね。レフティ、レフトハンデットなどとも言うんだとか。サウスポー、言葉の発祥は諸説あるようですが、野球用語から生まれた説が有力と言われています。アメリカ南部（south）出身の野球選手に左投げ（paw）の選手が多かったことから、左投げをする選手をsouth pawと呼ぶようになった…左なのに南？と疑問に思っていましたが、この説を聞いて納得しましたね。昭和生まれの私は、あの有名な二人組アイドルが歌うサウスポーのセンセーショナルなメロディーが頭にこびりついていますので、サウスポーと聞くと｢ああ、カッコイイ｣とイメージします。野球だけでなく、ペンを持って字や絵を書いたり、工具を持って作業するなどスポーツ以外の様々なシーンで左利きの方々を発見すると｢サウスポー。カッコイイ｣と思います。今ではそこまで珍しくない光景ですが、昔はかなり少数派だったといいますよね。｢小さい頃左利きだったけど、親が気にして矯正したんだ｣と苦笑しながら説明する同世代の知人もいましたし。それを聞いて時代だなぁ、と。
ちなみに我が叔母クーミンは、包丁とハサミは左利きという、なかなか珍しい｢部分的サウスポー｣です。ちょっとカッコイイ。