このご時世、さまざまなジャンルにおいて多様化やジェンダーフリーなどが広がるなか、こうゆう話をしたら時代遅れになるのかしらと思いつつも、つい感じてしまったことがありまして。とある商業施設のお手洗いを借りて手を洗っていたら、同じ空間にある「お化粧できますスペース」の鏡の前で、私よりちょっとくらい年下かな？というような、スーツ姿のレディがお化粧を直しておりました。ファンデーションをリカバー、ヘアクリップに触れて、薄い赤のグロスをちょんちょん塗るしぐさが…
セクシーだったー！！艶っぽかったー！！と荒波たたきつける岩場から叫びたくなる勢いのキュンを覚えました…キュン？いや、どっキュンと言ったほうがいいのでしょうか。合せ鏡みたくなっていたので辛うじて「独り萌えたぎるヒト」には見えてないと信じたいのですが、メイクって、結果も過程もドキドキする場合があるのね…と濡れた手をタオルで拭きながら「ありがとうありがとう！お気を付けて！」と先程の脳内荒波岩場から心のかぎり叫んだのでした。