ポルターガイスト現象がメインのホラー映画を観ました。引っ越した家に何かがいる…最初は些細なイタズラ程度の現象も、日に日に人を傷つけ脅かす存在となっていき、家族関係も悪化してもう散々だよ見てられない！的な展開でした。こういう類のホラー映画を自宅で観ていると｢もしこんなことが起きたらどうすりゃいいんだ｣と恐怖というより｢もし起きたら｣的な想像をしてしまい、現実味を帯びた不安が恐怖を飲み込んじゃうんです。自宅観賞の思わぬ落とし穴かもしれません。気のせいでは？から深刻な状況になっても神父さんや霊媒師さんをどうやって呼べばいいの？と焦ります。水道やトイレのトラブルで来て下さる方はちゃんと我が家の冷蔵庫に連絡先入りの名刺をくっつけていますが、ポルターガイストでお困りならこちら！という広告やチラシや電話番号入りのマグネットは郵便受けに入っていたためしがなく…。
ホラー映画でしたが、主人公の少女が新居に憑いている｢無邪気な霊(周囲にいる悪霊の暴挙を食い止める存在)｣と交流できるようになり、くすぐられてベッドからドタッと落ちるのはちょっとだけ萌えました。