藍は何処までも。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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藍色に染まったシュシュ(髪留め)を持っているのですが、段々と藍色から青になり、今改めて見るとスカイブルーっぽい感じにまで色が落ち着いてきました。いただいたのが5年ほど前になりますから、使って洗濯して送り返すうちに藍が定着して馴染んだ色になるそうです。現在はスカイブルーではありますが「元藍色」だったと認識して使うと一緒に過ごした歴史を感じます。しぼり染めのハンカチや巾着袋は保育園時代に得意な先生がいらして何度か作ったことがあり、染め物に抱く美しさや愛らしさの感情は今でも変わりません。洗って干して、最初につまんだ部分に不思議な柄が出来て…ワクワクしながら乾くのを待ちました。 


かつて父が単身赴任していた沖縄でも「琉球藍」の工場を見学させてもらったことがあります。カメのなかに入った藍を職人さんが棒で混ぜ混ぜすると、独特な草木を濃縮したような香りがしましたね。藍の汁が手に付くとなかなか落ちないから気をつけて、と言われましたが「藍ならいいや」と思ったのはここだけの話…。ちなみに藍の花は多くが赤や白の花だそうです。意外。