この句を思い出すと隣の芝はなんとやら、ということわざが浮かんできます。お恥ずかしい話ですが、レストランで近くのテーブルに置いてある料理が美味しそうで、チラ見をしつつ同じようなものをメニューからさがして注文するという行儀の悪い行為も経験があります。本来パスタを注文するつもりでしたのに、斜め前のテーブルでご婦人が食べていらしたピラフに心奪われ…ピンポン(呼び出しベル)「シーフードピラフ下さい」。
「あんにゃろめ こんないいもの たべてたか」という句だったと思うのですが、犬のご飯を猫が食べている写真(確か解説つきでした)と一緒に書かれていたユーモアある川柳があったのを記憶しています。カレンダーかポスターに掲載された写真でした。飼い猫が同居しているであろう犬のご飯を食べているシーンはどこか猫が強気で、犬はきっとやめてよと言えない立場なのだろうと想像しました。犬と猫を一緒に飼っていると猫の方がドッカリかまえているのは我が実家でも同じだったかもしれません。あるあるなのでしょうか。猫が強いのか、それとも犬が気を使っているのか…。