社会人なり始めのころ、いつも携帯電話の充電がギリギリだった先輩がいたのを思い出します。「おはよー」とやって来て、すぐ充電します。充電は社内からではなく、コンビニで売られている乾電池で動くタイプのもの。身支度もしっかり整っており、朝からコーヒー片手に爽やかに出勤されるのに、彼はいつも携帯電話の充電だけが足りていないのです。先輩はどうして朝から携帯電話の残り電池が幾ばくもないのか…数年共に仕事をしていてもなかなか聞けなかったものです。家で何が充電を阻んでいるのか想像がつかない…。
携帯電話の電池の残りが10%を切ってますよ~、と携帯電話からお知らせが入りビクッとしました。ついつい充電もせず使いすぎてしまったようです。まるで携帯電話から「お腹空いたんですけど」と言われているようで申し訳ない気持ちになりました。電池残量が残り少ないと焦ってしまうのはありますよね。若い頃は60%くらいで「ああどうしよ」とアセアセしましたが、今は「お腹空いたんですけど」と言われないと充電しないほど図太くなりました。最近では乗っけるだけで充電が出来る充電器もあるし、充電の速度も早くできるようで、随分と時間も手間もかからなくなりました。