サウナに行くと、受付の若いレディが相手をしてくれます。いつもは「寒いですね」とか「お疲れですか」なんていう他愛ない会話をしています。ちょっとした会話がお客の息抜きになることをご存じでしょうから、にこやかに対応してくださるのはありがたい限りです。ある時「女性には冷え性が多い…」という話をしていたら、「足が冷えて夜眠れない」経験がお互いにあることが判明しました。私よりもお若いレディでしたが、随分昔から「お風呂に入っても湯冷めしやすく、冬は風呂あがりに急いで寝ようとしても、足元から冷えてくる」時期を過ごしていたそうです。現在は漢方薬やストレッチをマメに行い、血流には気を付けているようですが…
「どうしても冷えちゃって、『あー寝付けない…』ってなるときありますよ。出先だと湯たんぽもないし…」
蜜「そういうとき、どうするんですか?」
「ええ、じつは最近ためしてみて、気休めですがいい応急処置方を発見しましたよ」
蜜「(前のめりに)教えてくださいっ」
「(ニコニコしながら)ドライヤーです」
蜜「ドライヤー!」
「あてます。」
蜜「ドライヤー!!」
彼女いわくドライヤーを本の少し足にあて、布団にもブオーっとひとふきするとアラ不思議。しばらくは熱が確保されて眠れるようになったらしいのです。当てすぎ注意ですが、これはなんと身近なアイディア。
盲点だったなぁ…。