紅白縞模様のシャツを着た青年探しも好きです。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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ハンカチやポーチなどに細かい柄がついていると、ついついじっと見つめてしまいます。細かい柄の中に何か「違いのある部分」や「印刷のズレ」なんかを見かけると途端に体温が上がってしまう…そんな性分だからでしょうか。一見「あら探し」のように聞こえてしまうかもしれませんが、見つけたとしても「自分だけが知っているのさ」という優越感のほうが強いので、むしろ「ねぇ、ちょっと見てよ。私のこれ他のとちょっと違うんだ~」と鬱陶しく自慢する危険性のほうがむしろ高い状況です。人間として個性のない、ごく平凡な性質を変えられないせいか、持ち物につい「異端」求めてしまうのです。

しかし、ここは日本。自国の品はもちろん、例え輸入品でも精密で入念なチェックをしてから消費者へ…という気持ちが強いのは言うまでもありません。そんな環境で異端を探すのはむしろ大変な気もします。ですから現在持っている「ファスナーについている『引っ張りやすくするための布の部分』が微妙にがたがたな旅行用ポーチ」には並々ならぬ愛着があるのでした。昔は「印刷のずれた切手に価値があるよ」、なんて聞いて、郵便物をひたすら眺めていたっけ…。