インターフォンBOX | 七味んちのログな暮らし

七味んちのログな暮らし

2007年にビックフットよりログハウス(クーリ)を建築した、七味君のオーナー日記。家を建てる技量がないので、家の小物から、デッキ、小屋、石釜等々、DIYで手がけました。その製作の模様から、ログハウスで住む独特な生活の模様をお贈りいたします。

だましだまし使っていたインターフォン。最近来客が来ても音が鳴らない為に、ずいぶん迷惑をかけてしまった。家族からも「なんとかして!」と訴えが有った為、何とかすることにしました。



出来るだけ自然素材(出来れば木)で統一したいが為に、今までのインターフォンは押ボタンに木の枠を作って多少見栄えを良くしていました。しかし、プラスチック素材が丸出しは美しさに欠けますね。



インターフォンを外すと、実はログ壁には穴が開いていて有線インターフォン用の穴があいています。実は家を建てる当初の段階では有線インターフォンを付ける予定でした。しかしプランを見直し、付けるのを止めて、生活しながら必要に応じてインターフォンを付ける事になりました。


しかし、実際家が建つとなんと、無くしたはずの有線の配線がありました。あ~あ!大事なログ壁に穴が・・・。仕方ないので穴を隠すためにこの上に無線インターフォンボタンを付ける事にしたのです。久しぶりにこの穴を見るとちょっと悲しいですね。



今回は無機質なプラスチックボタンを隠すためにBOXにして、扉を付ける事にしました。廃材から使えそうな木を探し、ドリルとノミを使ってボタンスイッチが埋まるように穴を空けます。


ボタンが収まれば中のガタガタは見えなくなるので、見栄えは気にせずとにかく穴を掘る!けっこーアバウト。



ボタンがスイッチが収まるまでに穴が空きました。扉のふたも作りました。ノミを入れる時に表面の木がめくれてしまいましたが、電動サンダーで角を取りそれなりに見栄えよく処理。全面サンダーで磨きを入れました。両サイドの穴はログ壁に打ち込む木ねじの穴です。


お次は塗装。統一性を出す為に、ログ壁に使っているアンティークウォール色か、他に使っているファインレッド、カントリーウォールナットの3色のどれかにしようと思ったのですが、せっかくなのでこの3色になじむ色にしようと考えました。


BESSオリジナル塗料の製造元は【三井化学産資株式会社】です。※缶に書いてあります。

以前、カントリーウォールナット色を購入する際に、純正塗料はめっちゃ高いので、純正でなくとも製造元が作っている製品なら、同じような性能でより安く購入できるかもと直接問い合わせた所、小売りはしていないと返事がありました。しかし、見本色は送ってくれるというので、我が家で使っている3色と、それに近い色を合計12色送ってくれました。しかも送料無料!


見本塗料を木に塗ってどの色がカントリーウォールナットに近いか検証。そして、ネット通販で販売店を調べて購入した経緯があります。見本塗料があると実際木に塗って純正色に使い色を見つけられるのが良かったです。

今回はその中からグリーン色をチョイス。ちょっとダークな感じなのでログと合いそうです。



1日かけて2度塗りしました。天気が良かったのでとりあえず作業が出来るまでに乾燥したのがありがたい。


さてお次は飾りつけ、あらかじめ100均の【Seria】で購入ずみ。Seriaはアンティーク調の部品があるのでうれしいですね。扉を開く取っ手とネーム入れを付けました。


ボタンスイッチ側の箱の門にはアクセントでコーナー金具を付けました。そして蝶番で扉とBOXを合体。時間があれば蝶番ももう少しおしゃれなものにしたかったのですが、時間の都合でホームセンターでよくあるシルバー色の物を購入。ちょっと残念だけど隠れる所なので「よし」としょう。


元あった場所に取り付けました。心配した色はログとばっちり合っています。



ネームプレートにラミネート加工したタグを入れました。表記文字を凝りたい所ですが、このBOXが何か知ってもらう必要がありますから、お年寄りでも誰でもわかりやすいカタカナ表記にしました。



使うときは、扉を開いてボタンをプッシュ!「ピンポーン♫」

お客様の来客です!


これにて来客時にあったクレーム処理完了です。


頭に描いていた物が形になるDIY!よーく見ると素人まるだしの荒っぽい作りですが、自分が納得すればいいんです。今日も楽しいDIY作業でした。