サムネでバレてしまうので早々に明かしますけど、
フレッシャーのジャズベース(タイプ)です。
いわゆるB級メーカーと言うかブランドと言うか、そういうやつですね。
B級ではあるんですけど、日本製ということで昨今のジャパンビンテージブームも相まって最近は妙に持ち上げられてますねぇ。
白化が酷いペグですが、作りはしっかりしてます。
ゴトーなのかな。
ただ、
1弦ペグのツマミ(?)がガッツリ曲がってます。
そのせいかどうかは判りませんが、片面はメッキがほぼ剥がれててサビが酷いです。
サイド部分はあちこちに塗装の剥がれが。
あちこちその2。
あちこちその3。
あちこちその4。
木目がよく判らないんですよね。
トップに突板があるような…
重さは重くも軽くもないです。
ブリッジはサビが酷いですねぇ。
イモネジがヘックスじゃなくマイナス(欧米的には「レギュラー」か)なのが時代を感じさせますなぁ。
フロントのザグリがちゃんとしてていいですね。
(まぁソコとメイプル指板だけで買ったようなもんだw)
ピックアップもなかなか錆びてます。
コントロールプレートは白化というよりは軽いサビと汚れって感じです。
で、
ネットで色々調べたところ、
ロゴの形状からフレッシャーの第2期(1975~1977年)頃の製品と思われます。
(77~80年の第3期が一番再評価されてるらしいです)
で、更に某楽器カタログサイトで
こんなのがありました。
サイトには「79年頃のカタログ」とありましたが、上に書いたようにロゴから考えて第2期のカタログのようです。
コレですね。
しっかし、ナイロン弦なんだな。
そして、この頃から既にレフティも用意出来てんだね。
ボディの「ランバーコア」とは何じゃい、と思われる方もいらしゃるでしょうが、要は
こういう「合板」です。
そういや、
ランバーコアですね(2枚貼り合わせてあんのかな)。
これは64.5年辺りのものだと思われるので、その辺から80年代手前くらいまでは積層合板よりランバーコアのほうが合板ボディ的には主流だったんですかねぇ。
それはさておき。
音出し確認しましたが、フロントが出てるんだか出てないんだかいまいちよく判りません。
リアは普通に鳴ってます。
足りないのは、
ノブと、
ピックガード(と、ブリッジ&ピックアップフェンス?)と、
……
フレットですw
うーむ…
(ピックガードで隠れるとこが3トーンサンバーストになってないのもB級手抜き感があるねえw)
(最終的な処遇が未定なので値段は伏せときますが、ま、こんなんですから破格値ではあります)