ZEN-ON(モラレス) モズライト(もどき) その0 | Do or Do not, There is no try.

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ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

アリアのARB最初の記事で書いてるけど、ARBとアンプ内蔵ミニギターの

他にもう1本入手しててね。

 

まぁ形や仕様から見ても

・おそらく60年代のモノ

・海外メーカーのコピーモデル

・国産

だろう、と。

 

てか、それくらいしか判らなくてね。

元々そんなに興味があるギターでもなかったし、世代も違うしね。

 

でもまぁ、ジャンクで安かったところに閉店セールでアホみたいな

値段だったんで買ってみたんだけど。

 

ネットで調べても、全然情報が出てこない。

いや、このメーカーやギターそのものの情報は出てくるけど、

この個体の情報がさっぱり見つからない。

 

唯一、数年前の個人ブログの記事にこれとほぼ同じ個体の画像とちょっとした情報があった。

ただし、その記事の時点ではもうその方の手許には無いようだったが。

 

それによると(というか、その人も聞きかじりらしいが)、

どうやら市販品前のプロトタイプ=試作品らしい。

 

うーむ…そう聞くと、幾らジャンクとは言え相当にレアな個体であるモノを

アレコレいじくるのはどうなんだ…

 

てことで、処遇を考えあぐねていたので記事にするのは保留してたのだが、

まぁどうするかはともかく、メンテとか汚れ落としとか、その辺のことはやっとこう、と。

 

で、それをやってたら思わぬ壁というか落とし穴というか予期せぬ不具合が発生してさ。

 

もうそうなると、ちょっとした改造、リペアとなる訳ですよw

 

で、そうなるともう「処遇云々」とか考えるの面倒臭くなってくるんスよw

 

更にそうなると「いっその事がっつり弄っちゃうか?」って気にもなってきてw

 

そしてそうなると「記事にしても良いんじゃね?」となるわけでw

 

てな訳で(?)、書きますw

がっつり弄るかどうかはまだ決めてないけど、取り敢えずメンテ&清掃&リペアは確定。

 

 

それが、これ。

タイトルの通り、モラレスのモズライト(コピー)。

 

モラレス(Morales)ってのは全音が昔作ってたギターのブランド。

「全音」てのは楽譜とか鍵盤ハーモニカとかリコーダーとか、そういう方面の音楽関係の会社。

真っ当に小中学校通ってたら誰しも名前を聞いたことや目にしたことはある、はず。

 

その全音がエレキブームに乗っかって作ったのがモズライトのコピー

(アコギとかも作ってたみたいだけどね)。

 

発売が66,67年辺りらしいので、とすると試作品であるところのこの個体はそれ以前、

65年とか64年ということになる。

 

まぁほんとにプロトタイプなのかどうかは判らないのだが、にしても市販品との違いが

結構あるのでやはり市販品以前のモノ、だとは思う。

 

という事で、この先は「プロトタイプ」と言う前提で、市販品との違いを画像で検証していく。

 

 

これが市販されてるモラレス(市販品の画像はすべてネットで拾いました)。

 

プロト。

 

ブリッジとトレモロユニットの形状が違う。

市販のは本家のモズライトと同じような形状だしブリッジもユニット(の前部分)に乗っかるような形。

 

かたやプロトの方はブリッジとトレモロユニットが完全セパレート(因みにアームは欠品)。

 

ロゴも市販のは本家宜しくデザインされてるが、

 

プロトは無骨に「ZEN-ON」とだけ。

 

ブリッジのローラサドルの形状自体も違う。

にしてもこれはメッキ剥げ、なのかなぁ。

 

ヘッド及びナット。

 

形状が違うし、市販は金属製のナットだがこっちはプラ。

 

それにしても0フレット付きってのが時代を感じさせるねぇ。

 

ペグはまぁアコギとかに付いてる普通のものだが、

 

俺のはノンカバード。

しかも取り付けにばらつきがあるw

 

ただ、唯一見つけた記事の個体はカバータイプだったんだよなぁ。

 

それより!

両方とも見て分かる通りネックが積層合板!

木目とちゃうのよw

すごいね~。

この作りのほうが面倒だと思うけどね-w

まぁ縦方向に貼り合わせてるから反りには強いのかもしれないけど。

 

ピックアップは、GibsonのP90とかと同じような太いシングルコイル。

まぁモズライト(準拠)なのでそう呼ぶと揚げ足取るように怒る輩もいるかもしれないが、

「ソープバー・タイプ」のシングルコイル。

 

かたやプロト。

ハムバッカー?

モズライト(準拠)と考えるとシングルコイルであるべき、だが。

 

裏。

市販のはネックジョイントがビス6本。

 

プロトは4本。

ジョイントプレートのサイズも違う。

 

ピックガード。

 

市販品のラインナップにはこのシェルというかアヴァロンというか、

こういう柄のピックガードは無かったみたい。

べっ甲っっぽいのはあったけど。

(追記:更に調べたら、「ES‐500」というハイクラスモデルはこの柄のピックガードだったみたい。

 たた、カタログ以外の画像で見たこと無いので、ES-500は殆ど出回ってないんだろう)

 

ノブも市販のはメタル(調?)。

ビスの数も違う。

 

特徴的な指板のポジションマークも、

 

プロトのは普通。

 

にしても、この6弦側のハイフレットの減りよう!

普通に弾いてたら一番減らなさそうな箇所だよ?w

どんだけ「テケテケ」したらこんなに減るんだw

 

因みに、

 

12フレットで320mm、つまり640mmスケール。

モズライトのスケールは判らないけど、ロングとミディアムの中間。

というより、クラシックギターとかのスケールなんじゃないかな。

 

 

とまぁ、色々違う。

そう見ると、少なくともカタログ(「型録」って充て字付けた人は素晴らしいセンスだねぇ)に

載って売られてた製品ではやはり無い、という結論になるかな。

 

 

穴がゆるくなったのか、ストラップ・ピンを移動した形跡。

このピンも若干緩んでるがw

 

打痕や塗装ハゲも結構というかかなりある。

 

ピックガードは相当小汚い(「相当」なのに「小」汚い?)。

ノブも何だか…

 

何かしらの塗装(黒系)をした形跡が見受けられる。

そしてピックガードは、かなり歪んでる。

 

ここにも塗装欠け。

 

 

塗装関係はどうしたもんかまだ思案中だけど、

取り敢えず、メンテはする。

 

 

続く。