ネックの位置が決まったら、アース線を挟むために今一度トレモロユニットを外して、
ピックアップを設置して配線して、
ピックガードを留めてトレモロユニットも再設置。
歪みを直したピックガードだけど。
縮んだピックガードに合わせて開け直したボディのビス穴だけど。
微妙に合わないw
なんなん?
縮んだのがまた伸びたん?
まぁ歪みを直したと言っても完璧にフラットではないので、多少無理くり付けても気にはなるまい。
あと2箇所くらいビス留めすれば浮きは抑えられそうではあるけど、穴増やすのもナンだしね。
あとはブリッジ付けて(置いて?)弦張れば終わりだ。
一応ネックのセンターはある程度合わせたけど、1,6弦を張ってブリッジで最後の調整を。
調整と言うか、左右に動かしてちょうどいい位置にするだけですけどw
右のピックガードに貼ってあるマスキングテープ、そこに引かれた2本の線の下の方が、
このギターのスケール640mmの位置です。
そこに1弦のブリッジのコマ(の頂点。ローラーブリッジなのでね)を合わせます。
大雑把にオクターブ調整はしてあります。
てか、このブリッジ、調整がかなり面倒くさそうなんで(ドライバー入らねぇってぇの)、
もうこの状態で良しとしときますよw
で、残りの弦も張ってブリッジの高さを調整したら、
完成。
こんな状態だったボディが
こう。
ボディ裏は、
こう。
ヘッドは、
突き板張ってナチュラル仕上げの本家もどきロゴ付きw
くすんだポジションマークは、
ラメテープで幾分こマシに。
意味不明な塗装が為されてたトレモロユニットも、
塗装を落とせばピカカピカ&(ビグスビー)アーム有りでちゃんと機能するように。
…ムラ部分が見て取れますねぇ。
微妙にツヤを落としてますよ。
ええ、レリックですともさ。
こ汚いピックガード&ノブ、そして割れてたトグルスイッチのツマミは、
このように。
ツマミというか、ポットやトグルやジャックは全部新品に交換。
このノブは、ポットのトルクが強いと細くて回しにくいw
磨きすぎて滑るんよw
変なとこにあったストラップピンは、
普通な位置に。
フロントはともかく、リアピックアップは、ちょっと6弦側に寄ってるね。
ボディの補修してる時に気がついてれば加工補修したんだけどね…
まぁでも、1弦の音拾わないってほどでもないよ。
アームはやっぱ、使ってる最中にネジが緩んでくるんだよね。
どうしたもんかなと考えて、
バネの上、バネを抑えてる丸い部品とユニットの間にナットがあるんだけど、
そのナットとユニットの間にスプリングワッシャーを咬ませました。
そうすることによって、ネジの位置が固定されるので(ユニットにもネジが切ってある)、
今度はネジが緩むことは無くなりました。
これだと、ネジとナットの調整でアームをブランブランにもかっちり固定にもできます。
アンプ鳴らさないで生音でカチャカチャ弾いてると、なんか、如何にも合板な感じw
で、アンプで鳴らすと、(中身は)シングルなのに妙にブーミー。
ハムバッカー程ではないけど。
パワーが有るからか古いからかなのは判らないけど、ノイズ対策もいまいち効き目が薄い。
元のポットと同じ500kΩにしたらもうちょっと抜けが良くなるのかなぁ。
まぁでも、
先日入手したこれに繋いで、ミッドブーストOn&フルゲインで弾いてみたら、
なかなか下品に歪んで面白いよw
あーなるほど、スーパーカーとかあの辺の感じはこういうものか、とw
ネック自体は、厚みはそれなりにあるけど太さは今どきのに比べたら細目だし握りも
(厚みのある)Cシェイプなので、そんなに弾きにくいことはない。
(「厚みのあるCシェイプは、それはもうUシェイプなんじゃないか」というツッコミは無しでw)
どちらかと言えば先日完成した、
このギター。
このギターの方が(ハイフレットが結構極端な)Uシェイプで俺みたいなシェイクハンド派は
割りと弾きにくい。
ネック自体はそんなに太くは無いんだけどね-。
「シェイプとはなんぞや?」という方は、こちらのサイトをどうぞ。
かなり減ってたフレットは、1弦の4,5フレット辺りではちょっと音が詰まるね。
本格的に実戦投入するならちょっとアレかな…て感じだけど、ま、家で弾いてる分には
そこまで気にするもんでもないかな。
もしかしたらそのうちフレット交換するかもね。
ともあれ、
モラレスのモズライト(もどき)、これにて完成の終了。