四度目の武漢訪問 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○ブログを振り返ると、2013年6月10日から17日に掛けて、「長沙・廬山・九華山・黄山旅行」をしている。テーマ「テーマ:長沙・汨羅」の中、ブログ『上海から長沙へ』の冒頭に、次のように書いている。

  ・これまで寧波を中心に浙江省ばかり5回続けて旅行して来ている。

   この辺りで、一回視野を広げる意味でも、長江中流域あたりを廻っ

   てみたいと考えていた。
  ・幸い、6月に上海に住む甥のところへ行く機会があって、あれこれ

   調べていたら、春秋航空で上海から長沙までの直行便があることを

   知った。飛行機を使って長沙まで行き、そこから長江を下ってくる

   旅行を思い付き、情報を集めて、計画を練った。

  テーマ「長沙・汨羅」:ブログ『上海から長沙へ』

  上海から長沙へ | 古代文化研究所

○2012年3月に、最初の中国一人旅をした。それが「寧波漫歩」旅だった。当時、当古代文化研究所は、すでに62歳の老人だった。まさに60の手習いである。たまたま、LCCの春秋航空が、2012年1月から、佐賀・上海便を運航し始めた。およそ2万円で佐賀・上海間を往復できる。何とも格安な中国旅行だった。

○加えて、当時、甥が仕事で上海勤務となった。まさに、渡りに舟である。上海まで行けば、甥がどうにかしてくれる。何とも情けない旅行だが、それが中国一人旅の原点だった。上海浦東空港から一人では、一歩も外に出ることができなかった当時が、今では、懐かしい。もちろん、甥が空港に出迎えてくれた。

○したがって、最初に武漢を訪れたのは2013年6月12日のことである。武漢を訪れたと言っても、武昌の黄鶴楼を見学しただけだった。その滞在時間も、武昌站到着が朝の8時8分で、武昌站を発ったのは11時12分だから、わずか3時間4分の滞在だったことが判る。そのまま廬山へと向かった。

○二度目の武漢訪問は、2014年6月18日で、最初の訪問のちょうど一年後のことだった。この時は、南岳衡山に登っていたので、衡山站から岳陽站まで、寝台列車のK9080に乗った。新幹線もあるのだが、この時間帯なら、寝台列車の方が便利だと判断した。

○衡山站を6時8分に出て、岳陽站到着予定は9時38分だった。ところが、岳陽站手前で、電車は停車して、全然進まない。結局、岳陽站到着は11時20分だった。そのままタクシーで岳陽楼まで行き、30分だけ見学して、慌ただしく、岳陽東站へ行った。

○岳陽東站から新幹線で12時55分に出て、武漢站に着いたのは13時45分だった。この時は、武漢站前の『武汉曼岛酒店ホテル』に泊まっている。武漢站を出発したのは、翌日の9時10分だったから、およそ20時間の滞在だった。

○三度目の武漢訪問は2019年5月31日から6月8日の「楚国遊覧」旅だった。武漢での宿泊先は汉口站の駅前の潮漫酒店(武汉汉口火车站店)だった。最初の5月31日と最後の6月6日に、潮漫酒店(武汉汉口火车站店)に泊まっている。

○ただ、この時も、夜10時に武漢へ着き、朝7時31分発の新幹線で荊州に向かっている。また、帰りも、黄州へ出掛けたりしたので、武漢は通過したに過ぎない。これまで、全然、武漢の町を散策していないことに気付いた。

○それで、今回は、武漢に最初に二泊して、武漢の町を周回しようと考えたわけである。二泊と言っても、夜に武漢に着いて、二泊したら、朝早く出発するわけだから、実質、丸一日の時間となるわけである。

○ホテルは江漢路歩行街にある武漢帝盛酒店にした。武漢で最も賑やかな通りである江漢路歩行街に面し、武漢天河空港からは、武汉地铁2号线一本で行くことが出来る、何とも便利なホテルである。何処に出掛けるにも便利だと判断した。