ミヤマキリシマ:二湖パノラマ展望台 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2024年5月15日に、高千穂河原から鹿ケ原のミヤマキリシマの花を見に行ったばかりである。再び、2024年5月25日に、ミヤマキリシマを見に、えびの高原まで、出掛けて来た。今、霧島山はミヤマキリシマの花盛りである。

○そのえびの高原のミヤマキリシマについて、次のブログを書いたのは5月26日のことだった。

  ・テーマ「日向国の邪馬台国」:ブログ『えびの高原:ミヤマキリシマ』

  えびの高原:ミヤマキリシマ | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○その後、5月29日に、ブログ『えびの高原:池巡り自然探勝路』を書き、30日に、ブログ『白鳥山:ミヤマキリシマ』と続けている。この季節、えびの高原のミヤマキリシマの美しさは尋常では無い。それこそ、恐ろしい程の数のミヤマキリシマの花が霧島山全山に咲き誇っている。

○ここのところ、毎年、霧島山のミヤマキリシマの花を見に出掛けて居る。霧島山にはミヤマキリシマの花の名所が何カ所も存在する。花の美しさは、場所によって、まるで違う。だから、各所に出掛けるしかない。

○ここまで、ブログ『えびの高原:ミヤマキリシマ』、『えびの高原:池巡り自然探勝路』、『白鳥山:ミヤマキリシマ』と続けて来たが、今回は、『えびの高原:池巡り自然探勝路』の中にある三カ所の展望台を中心に、案内したい。

○えびの高原の駐車場で頂戴した「えびの高原案内」に拠れば、三コースが存在するらしい。

  ①二湖パノラマ展望台往復コース(60分:2、6㎞)

  ②池巡り・白鳥山登山一周コース(120分:4、7㎞)

  ③池巡り・三湖周回コース(150分:5、6㎞)

○このうち、「池巡り・三湖周回コース」は、現在、硫黄山が噴煙を上げているので、通行できない。したがって、当古代文化研究所が歩いたのは「池巡り・白鳥山登山一周コース」になる。ミヤマキリシマの花を見るには、最高のコースである。

○「池巡り・白鳥山登山一周コース」には、

  ・えびの展望台

  ・二湖パノラマ展望台

  ・白鳥山北展望台

と三つもの展望台が設置されていて、眺望が頗る良い。白鳥山山頂も絶景だから、都合、四カ所で眺望を楽しむことができる。

○また、白紫池の湖畔にも立つことできて、この辺りの景色も素晴らしい。その全コースの各所に、ミヤマキリシマの花が咲き乱れているのだから、言うこと無い。今回、周回して、特に気に入ったのは、

  ・白鳥山・二湖パノラマ展望台と白紫池との分岐あたり

  ・白鳥山山頂

  ・白鳥山山頂から白鳥山北展望台まで

だった。「白鳥山・二湖パノラマ展望台と白紫池との分岐あたり」のミヤマキリシマは樹間の花で、「白鳥山山頂」のは尾根道のミヤマキリシマである。

○まあ、何とも見事な花ばかりだった。全ての花は、皆、「私を見て」と呼び掛けて来る。仕方が無いから、出来るだけ見ようと努力する。すると、全然、先に進まない。何とも閉口したミヤマキリシマの誘惑だった。