赤嘴赤目のカササギ? | 古代文化研究所

古代文化研究所

古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2024年3月1日に、河北省承徳市の避暑山荘を訪れた。もう3月になると言うのに、避暑山荘は、広い湖面全体がが厚い氷に覆われていて、まるで厳冬の様相を呈していた。木々も落葉樹が多く、寒々とした風景だった。

○避暑山荘の宮殿区から湖泊区へ向かう下り道で、カチャカチャとけたたましい鳥の声が聞こえた。あれは、間違いなくカササギである。何ともうるさい鳥である。ただ、日本では、ほとんど見掛けない鳥でもある。

○そう思い、せっかくなので、近づいて写真を撮っておこうとした。しかし、雑木の中、動き回るので、なかなか思うような写真が撮れない。それでも、何とか、数枚撮ることができた。

○日本に帰ってから、その写真を見たら、カササギとは似ても似つかない鳥が写っているのに、驚いた。間違いなく、カササギだと思って撮った写真なのに、赤いクチバシが何とも印象的で、おまけに目までばっちり赤い。これはカササギでは無い。

○それで、インターネットであれこれ調べてみた。しかし、なかなか相応しい鳥が出て来ない。鳥の印象は、間違いなくカササギだった。しかし、カササギなら白と黒色の鳥である。こんな赤いクチバシの鳥ではない。

○中国には、そういうカササギも居るのかも知れない。今のところ、そんなふうに思っている。ただ、鳥の生態は、間違いなくカササギのそれだった。よく判らない。取り敢えず、ブログに載せておきたい。ご存じの方がいらっしゃたら、教えていただきたい。