承徳避暑山荘と外八廟 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

〇2024年3月1日、河北省の承徳市を訪れた。もちろん、世界文化遺産『承徳避暑山荘と外八廟』を見学するためである。ただ、当古代文化研究所が目指したのは、世界文化遺産『承徳避暑山荘と外八廟』ではなくて、『中国四大名园』としての徳避暑山荘だった。

○ちなみに、『中国四大名园』とは、次のものを指す。

  拙政园 江苏省苏州市 编号121-74

  颐和园 北京市海淀区 编号122-75

  避暑山庄 河北省承德市 编号123-76

  留园 江苏省苏州市 编号124-77

○実は、昨年9月に、蘇州を訪れ、『苏州四大园林』を全て見学して来た。

      苏州四大园林

苏州园林,在建筑中独树一帜,有重大成就的古典园林建筑。苏州园林又称苏州古典园林, 以私家园林为主。

其中沧浪亭狮子林拙政园留园并称苏州四大园林,代表着宋(公元960~1278年)、元(公元1271~1368年)、明(公元1368~1644年)、清(公元1644~1911年)四个朝代的艺术风格,被称为苏州四大名园。这是古代劳动人民的汗水的结晶!

  苏州四大园林_百度百科 (baidu.com)

○ある意味、中国文化の粋が中国の庭園なのではないか。特に、蘇州では、宋代、元代、明代、清代の庭園を見ることができる。それが『苏州四大园林』なのである。

○もともと、全く別の目的で蘇州を訪れたのに、この『苏州四大园林』や『中国四大名园』は、新鮮な感覚であった。それで、できるなら、まだその感覚が新しいうちに、残りの避暑山庄と颐和园を見てみたいと思った。

○もっとも、颐和园は30年前に訪れている。しかし、何も覚えていない。それで計画したのが、今回の「北京漫歩」旅だった。北京は中国の首都なのである。それを30年も訪れていない。そのことも気になっていた。

○『承徳避暑山荘と外八廟』は、世界文化遺産なのだそうである。日本のウイキペディアフリー百科事典が案内する『承徳避暑山荘と外八廟』は、次の通り。

      承徳避暑山荘と外八廟

承徳避暑山荘と外八廟(しょうとくひしょさんそうとがいはちびょう)は中国河北省承徳市にある離宮。1994年にはユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。中華人民共和国国家級風景名勝区(1982年認定)、中国の5A級観光地(2007年認定)。

避暑山荘は清の皇帝がかつての首都である奉天(瀋陽)へ行き来する際、立ち寄る場所として87年間にわたり整備された離宮である。この離宮の整備にあたっては蘇州寒山寺などがモチーフにされている。その周りには寺廟が周りを取り巻いている。これを外八廟という。外八廟にはポタラ宮をモデルにして建造された普陀宗乗之廟(ふだしゅうじょうしびょう)があり、外八廟はチベット様式と中国の様式を折衷した代表的様式として知られる。

  承徳避暑山荘と外八廟 - Wikipedia

○別に、中国の検索エンジン、百度百科が案内する『避暑山庄外八庙景区』は、次の通り。

      避暑山庄外八庙景区

      承德境内建筑物

避暑山庄及周围寺庙,是中国现存最大的古代帝王范囿和皇家寺庙群。它集中国古代造园艺术和建筑艺术之大成,是具有创造力的杰作。在造园上,它继承和发展了中国古典园林“以人为之美入自然,符合自然而又超越自然”的传统造园思想,总结并创造性地运用了各种造园素材、造园技法,使其成为自然山水园与建筑园林化的杰出代表。在建筑上,它继承、发展、并创造性地运用各种建筑技艺,撷取中国南北名园名寺的精华,仿中有创,表达了“移天缩地在君怀”的建筑主题。在园林与寺庙、单体与组群建筑的具体构建上,避暑山庄及周围寺庙实现了中国古代南北造园和建筑艺术的融合,它囊括了亭台阁寺等中国古代大部分建筑形象。展示了中国古代木架结构建筑的高超技艺,并实现了木架结构与砖石结构、汉式建筑形式与少数民族建筑形式的完美结合。加之建筑装饰及佛教造像等中国古代最高超技艺的运用,构成了中国古代建筑史上的奇观。

  避暑山庄外八庙景区_百度百科 (baidu.com)

○蘇州の拙政园や留园で得た感動が得られるのではないかと思い、河北省の承徳市の避暑山荘を訪れた。もう3月だと言うのに、承徳市はまだ、冬の盛りだった。武烈河と言う大河が、真っ白に凍っていた。日本では考えられない風景だった。