産島(うぶしま) | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2022年8月27日に、『県道26号本渡牛深線』を、牛深の天草市久玉町(久玉町交差点、国道266号交点)から、天草市亀場町亀川(天草工高前交差点、国道324号交点)まで走った。その距離数は、67㎞だったが、あちこち寄り道したので、4時間以上も掛けて走った。

○その道中、特に目を引くのが産島(うぶしま)である。ある意味、ここら辺りのシンボルマークとなっているのが産島(うぶしま)ではないか。産島(うぶしま)と言う名も変わっているが、よく目立つ島である。『県道26号本渡牛深線』のほとんどのところから、産島(うぶしま)は見えていた。

○ウイキペディアフリー百科事典が案内する産島(うぶしま)は、次の通り。

      産島(うぶしま)

産島(うぶしま)は熊本県天草市にある島である。

島名は神功(じんぐう)皇后に由来するといわれている。神功皇后とは古事記日本書紀に出てくる仲哀天皇の皇后で、後に応神天皇となる皇子をお腹に宿したまま「三韓(新羅、高句麗、百済)征伐」を行ったとされる女傑である。その皇后が朝鮮からの帰途、この地に立ち寄り皇子を産み、産湯としたのが産島八幡宮の脇にある池だとされている。神功皇后に縁(ゆかり)のある地は九州北部を中心に散見される。

天草下島の本渡から国道266号か県道26号線を25kmほど南下(約40分)→上平港から渡し舟で10分

  産島 - Wikipedia

○別に、次のページも存在する。

      上平八幡宮(通称:産島八幡宮)

  【産島について】

産島は上平地区の対岸に位置する無人島です。天草富士とも称され、文字通り美しい稜線を持った島です。周囲は4kmほどで、標高は260m程度です。

神功皇后がこの島に寄港され、出産をされたと言い伝えられています。産湯の水にされたという神池があり、この池の水は涸れたことがありません。また水が豊富な島で水田も古くより作られ、鎌倉時代には開墾されていた記録があります。

産島には上平八幡宮をはじめとして、稲荷社、弁天社があり、途中の峠には峠の神様、そして山頂には愛宕様が祀られています。対岸の女岳(梶木岳)には役行者が祀られており、伝承では山頂で護摩修行をされたことになっています。

  産島について | 産島八幡宮 (ubushima.com)

  【産島の概要】

周囲4km程度の小さな無人島です。標高も200m程度ですが、美しい稜線を持っており、海上から富士山のようにそびえ立つ、その景観は著名な霊山に負けないほどの絶景です。また幕末までには修験道(真言密教)の行場としても機能していました。

  【民俗と伝承】

上平八幡宮(産島八幡宮)には神功皇后が産湯に使われたという池があり、一年中枯れる事がありません。安産等に御利益があるとされ、多くの人がその水を求めて参拝に来られます。また海を泳ぐネズミが住む島としても有名でした。

  【宮司からのご挨拶】

上平八幡宮は一町田八幡宮社家が宮司をしていますが、第一には上平地区の皆様の大事な信仰対象です。産島にはバンガローもあり、宿泊もできます。とくに厳密な禁忌等はありませんが、参拝や観光の皆様には神聖な島であることを理解された上で、ぜひとも足を運びいただき、この天草の孤島の絶景を楽しんで頂きたいと思います。

  産島八幡宮 | 神功皇后伝説の無人島、産島八幡宮公式サイト (ubushima.com)

○そのキャンプ場については、次のようにあった。

      産島キャンプ場

お神輿が船に乗り海を渡るめずらしいお祭り「海を渡る祭礼」の舞台となる河浦町宮野河内の無人島「産島」(うぶしま)は、古くから安産にまつわる伝説が残る島として広く知られている。
 また、この島(外周約5㎞)は、釣りや浜遊び、天然の砂浜で海水浴など、無人島体験ができる隠れたキャンプスポット。電気・ガス・風呂はないが、宿泊できるバンガローもあって、簡易トイレやシャワー室も完備されている。

※予約は3日前までにお願いします。

  産島キャンプ場 - 熊本県天草観光ガイド (t-island.jp)

○当古代文化研究所では、上平港までは行ったが、産島には渡っていない。余裕があれば産島でキャンプしてみたい。しかし、なかなかそういう時間が取れない。天草には、そういうキャンプ場がいくつも存在する。この産島キャンプ場や御所浦島の黒島キャンプ場は、是非とも、一回は訪れてみたいキャンプ場である。