2023年のふきのとう | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○毎年、二月を迎えると、ふきのとうが気になる。それで、去年がどうだったかを調べるために、ブログを振り返ってみたら、2022年2月9日に、次のブログを書いている。

  ・テーマ「庭の博物誌」:ブログ『2022年のふきのとう』

  2022年のふきのとう | 古代文化研究所 (ameblo.jp)

○今日、2023年2月25日は、旧暦では2月6日になる。今年は旧暦の元旦が1月22日とたいへん早かった。それで行くと、七草は1月30日になる。今年最初に、ふきのとうをいただいたのは、2月20日のことだった。しかし、肝心のブログを書くことを忘れていた。

○この季節に思い出すのは、何と言っても、「早春賦」だろう。

      早春賦

        吉丸一昌

  春は名のみの 風の寒さや
  谷の鶯 歌は思えど
  時にあらずと 声も立てず
  時にあらずと 声も立てず

○まさに、『春は名のみの 風の寒さや』の季節である。しかし、確実に春は訪れている。庭を探してみたら、多くの春を見付けて、驚いた。ふきのとうはだいぶん前から出ているが、侘助が一輪だけ咲いていた。山茶花はもう終わりに近い。ヤブツバキが今は見頃である。梅の花も随分前から咲いているし、今朝見たら、君子蘭の花芽が出ていた。エンドウ豆もたくさんの花を付いていた。間違いなく、春は我が家の庭に訪れていた。おまけに、ローズマリーの花まで見付けた。

○今日、2023年2月25日が旧暦では2月6日になることを実感させられた。寒いけれども、目で春を楽しみたい。ふきのとうも再度いただきたい。