天草市新和町中田の恵比須神社 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○2022年8月27日に、『県道26号本渡牛深線』を、牛深の天草市久玉町(久玉町交差点、国道266号交点)から、天草市亀場町亀川(天草工高前交差点、国道324号交点)まで走った。その距離数は、67㎞だったが、あちこち寄り道したので、4時間以上も掛けて走った。

○その話を、ブログ『久玉地区振興会』、、『深海地区振興会』、『県道26号本渡牛深線』、『産島(うぶしま)』と書き続けている。今回もその続きで、『天草市新和町中田の恵比須神社』となる。天草で、恵比須信仰は多くのところで見掛ける。『天草市新和町中田の恵比須神社』もその一つになる。

○天草で特に有名なのは、下天草島、倉岳の大えびす像ではないか。案内板には、次のようにあった。

      倉岳の大えびす像

   高さは10mあり総大理石造りの像としては日本一の大きさです。

○実際、2022年8月28日に、倉岳の大えびす像のも訪れている。倉岳の大えびす像の献辞には、次のように記されていた。

      倉岳の大えびす

      献辞

   波しずかな、不知火海を望む景勝のこの地に、

  「豊漁、豊作」「商売繁盛」「航海安全」さらに

  「タイ釣りの町」を象徴する日本一のえびす像を

  建立しました。

   えびす様のふくよかなほほ笑みは、福を呼び、

  豊を呼びます。これを機にわが故郷が、また

  お互いの未来が、明るく活気みなぎり、豊かに

  栄え、一層躍進することを目指します。

      平成二年九月十一日

           倉岳町長 稲津俊徳

○当古代文化研究所では、2022年8月22日に、御所浦島の元浦港で、相当年代物のえびす像を見ているし、その帰り道にも、深海港で、えびす像新旧二体を見ている。

○さらに6月29日にも、鹿児島県獅子島で、片側港でえびす像新旧二体を充たし、平野集落では、大黒様像と恵比須様像を見付けている。

○今回の『天草市新和町中田の恵比須神社』は、前回の6月23日に、中田港からフェリーに乗った際、一回はお参りしている。中田集落の離れに位置する小さな神社である。それでも、ここでは、ちゃんと神社で恵比須様を祀っている。なかなか風情のあるところである。