○日向国の式内社は次の四神社であると言う。
・都農神社:宮崎県児湯郡都農町川北
・都萬神社:宮崎県西都市妻
・江田神社:宮崎県宮崎市阿波岐原町産母
・霧島岑神社:宮崎県小林市細野
○2020年7月15日に、日向国一宮とされる都農神社へお参りした。その際、「日向国延喜式内社守幸給所」と言うものをいただいて帰った。それに日向国の式内社四社が案内してあった。
○その後、2020年7月29日に、江田神社と都萬神社へ参拝する機会があった。ここでは、その話を続けたい。したがって、今回は、江田神社の話となる。
○江田神社には公式のHPが存在し、それには、次のように載せる。
日向国延喜式内社
江田神社
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原
みそぎ発祥の地
【江田神社について】
御祭神: 伊邪那岐尊 イザナギノミコト
伊邪那美尊 イザナミノミコト
御創建は詳かではありませんが、平安時代に編纂された延喜式神名帳(927年)に記載のある
日向国の古社であります。天つ神よりこの漂える国を修理固成せよとの命により国産み神産みを
された夫婦神であります。 当社の鎮座地は伊邪那岐尊が黄泉の国から帰還され、穢れを祓うた
めに禊ぎをされた聖跡であり みそぎ発祥の地と云われております。
【祓詞 はらえことば】
「掛けまくも 畏き伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘小戸の阿波岐原に 御禊祓へ給ひし時に
生り坐せる祓戸の大神等 諸々の禍事 罪 穢有らむをば 祓へ給ひ 清め給へと白す事を
聞こし食せと 恐み恐みも白す」
【御池(みそぎ池)】
伊邪那岐尊が黄泉の国から帰還し禊ぎをした場所が御池といわれています。