山之口麓文弥節人形浄瑠璃:第110回11月定期公演 | 古代文化研究所

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古代文化には、多くの疑問や問題が存在する。そういうものを日向国から検証していきたい。

○縁あって、隣町、都城市山之口町の山之口麓文弥節人形浄瑠璃を3月、6月、9月と見続けている。年4回の興行だから、今回の11月公演で、今年の興行は全部見ることになる。その11月公演が11月17日に開催され、見に出掛けてきた。

○午後2時の開演なのだが、6月公演の際、午後1時ころに出掛けたところ、満員状態で驚いた。それで9月公演の時は、12時30分ころ出掛けた。ところがその時は、それ程、混んでいなかった。公演によって、随分と差があることが判る。今回も、早めに、午後1時前に着くように出掛けた。

○せっかく見るのだから、良い席で見たい。そう思って出掛けた。まだお客さんの数は少なく、お陰で一番良い席を確保できた。多くの関係者の方々が一生懸命に準備なさっていた。「お茶をどうぞ」と声を掛けていただいたので、開演前においしいお茶まで頂戴した。

○今回の公演の演目は、次の通りである。

  ・娘手踊り(お伊勢参り)

  ・門出八嶋ー八嶋合戦の段(弁慶の段切)

  ・門出八嶋ー八嶋の浦の段(提灯とぼし)

  ・間狂言ー太郎の御前迎(ごぜむけ)

○「門出八嶋」は、

  ・門出八嶋:出陣の段

  ・門出八嶋:軍の場

  ・門出八嶋:弁慶の段切

  ・門出八嶋:提灯とぼし

の四幕物だから、今回で全部を見たことになる。前回のブログは、次の通り。

  ・山之口麓文弥節人形浄瑠璃:第109回・9月定期公演

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