受講生の皆様、お疲れ様です
体調不良も少しずつ回復してきました
基本講義は国家賠償法が終わり、メイン科目が終了しました
国家賠償法までは攻める科目と言えます
ライブクラスでは、かなり突っ込んで説明しておりましたし、配布している教材も質・量ともに充実し過ぎなほど充実していたと思います
ここから先の学習は、攻める科目ではなく逃げ科目になります
いかに少ない勉強時間で合格に必要な゙点数を取ることが出来るか、という戦いになります
例えば、地方自治法はいくら攻めて勉強しても、終わりのない科目と言えます
地方自治法を行政手続法と同じように学習して仕上げようとしても終わりません。行政手続法より条文数も多く、行政手続法のように主要な条文が問題として出し尽くされているわけでなく、未出の条文が多くあるためです
特に学習経験者の方の中には、「今年はしっかり地方自治法を勉強して完璧にしてやる!」と意気込んで勉強に取り組む方がいらっしゃいますが、たいていの場合
地方自治法の勉強時間は増えた
しかし、地方自治の点数は安定しない
メイン科目の勉強時間が減り、取りこぼしが出て総得点は伸びない
という状態になり、勉強時間に比例して点数が伸びなくなります
自分の守備範囲から来たときに確実に獲る
ということが試験では大切です。そのためにはある程度のところで範囲を区切り、割り切りも必要となります
攻めるところは徹底して攻め、守るところは徹底して守る
これまでのメイン科目と違い、これからの科目ではどれだけ勉強しても
これは知らんわ
という問題が撲滅出来ません。知らない問題が出ることは当たり前で、その中から自分の守備範囲の問題を探し確実に獲る
知らない問題を減らそうとするのではなく、獲るべき問題を見抜く能力、それを確実に獲る能力が大切になります
最近、プロ野球でこんな話しを目にしました
あるルーキーの選手が、開幕当初は打ちまくって活躍したのですが、途中から調子を崩して全く打てなくなり2軍に落とされました
2軍のコーチが言うには、不調の原因はボール球に手を出し過ぎるというものらしい
その選手はバットにボールを当てる能力に長けていたこともあり、知らず知らずの間に打てない球にも手を出していた。当てる能力に長けているだけに当てられる。しかしヒットゾーンに飛ばせない
コーチが言うには、一軍レベルなら1打席で1球くらいしか打てる球はこない。それを見極め、高い確率で捉えることが必要だそうで、今その選手は2軍で磨かれています
マイナー科目の勉強もそんな感じです。取るべき問題を確実に獲り、不要な問題には時間をかけず、普段の勉強でもそんな問題を獲るような勉強はせず、空いた時間でメイン科目の時間にあてる
ここから先はそんなイメージで勉強しましょう
では今回はここまでとします。お疲れ様でした