受講生の皆様、お疲れ様です。
今日は、他資格の合格発表に関して書いていこうかと思います。
宅建士試験の合格発表がありました。私も宅建士試験に合格し、宅建士としての仕事もしていますが、身近に宅建士試験を受ける方が何名かいらっしゃいました。
不動産の職場の方
行政書士講座の今年の受講生
行政書士講座出身の合格者で今年宅建士試験に挑戦した方
社労士の顧問先の方
などなど、わりと多くの方が今年の宅建士試験に挑戦されました。
宅建士試験は、択一式50問中35問前後正解することが求められます。35問前後というのは、毎年合格基準点が変わるためです。問題の難易度や受験生の出来不出来により、易しい年ならば38点、難しい年なら33点など変動します。
今年の宅建士試験は、試験直後から「難しかった」という意見が多かったように思います。難しい年なので、33点や34点でも合格するのではないか、という予想もあったかと思います。
既に述べたように、私のまわりには宅建士試験を受ける方が多かったので、試験後は「何点なら受かりますかね?」とよくご質問をいただいていました。
宅建を教えているわけではないのですが、職業柄よく聞かれます。いちいち「私、宅建士試験の専門家ではないので」と断るのも面倒臭いので、専門家ではないことを伝えつつ個人的な感想は言っていたのですが、私は当初から「合格点はたぶん36点」と言っておりました。
周囲の方は「36点!(高すぎるんじゃね)」という感想を持つ方が多かったように思います。
結果どうだったかというと、今年の合格基準点は36点でひっそりと一点予想で的中していました。受験界になんの影響もありませんが。
さて、なぜ36点と予想できたか、というと受験生のデータリサーチをもとにして分析したからです。受験生の得点分布や平均点等をみたら、36点としか思えませんでした。素人ながら。
その試験が難しかったのかどうか、ということを判断する際には、受験生の実感も大事ですが客観的なデータが最重要です。
今年の宅建士試験では多くの受験生の主観では難しかったと思うのですが、客観的なデータではそうでもなかった。
もちろん、データリサーチが全てではなく、データリサーチの予想が覆されることもありますが、今回の宅建士試験ではそれは起きないだろうと判断できました。なぜそう判断できたのか、ということまでは書きませんが。
さて、行政書士試験の合格発表は来年1月ですが、だいたい受験生のデータは集まってきたようです。客観的なデータがそろってきました。
また、先日個人的な相談会を実施しまして、私の受講生の出来不出来や試験に対する主観も確認しました。
試験当日私が感じた感覚と、多くの受験生のデータ、私のクラスの受講生の主観を併せて、記述の採点基準などを検討するのですが、現時点で試験当日書いた記事と大きな変更はありません。
明日は相談会で色々な受講生と話した際に感じたことなどを書こうかと思います。
今回はここまでとします。お疲れ様でした。