こんばんは
前回に続いて 今回も
奈良県にある ここ
丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)
こちらは 上社さんへ
…
そもそも 古来の文献には
丹生川上神社と言う神社⛩は
一つしか ございませんでした。
平安時代中期には 前回お話した
祈雨☔️止雨☀️の祈願所として
名だたる 二十二社の下八社に
数えられるほど 社格が高い神社として
名を馳せておりました。
時代が流れるにあたり
京の中心から遠かったせいか
戦国時代から江戸時代には
拍車をかけて衰退して行き
遂には 本当の所在地が解らなくなって
しまいました… 🤭
明治時代に入り
先ず最初に ココが丹生川上神社だと
名乗り出した(現在の下社)お宮が出て
次に 『 いやいや ここの丹生大明神』が
その場所だと 名乗った所が
こちら
丹生川上神社 上社さんになります。
そして、そこに大正時代になって
前回お邪魔した 中社が
本当は このお社こそ丹生川上神社だと
名乗り出した為 さぁ大変😵
すったもんだ あったか無かったは
さて置き (笑)
現在は 下社、上社、中社と称し
三位一体で 丹生川上神社として
それぞれ 社名を名乗られているのだとか…
ちなみに こちらの上社さん
社殿が 真新しいのは
もともとあった お社が
ダムの建設の時に
こちらの高台へお移りあそばされた為
御祭神は
高龗神(タカオカミノカミ)
龗(おかみ)とは龍神のこと
高龗は 山の峰にいる龍神様🐲
もともと上社は 現在の中社の御祭神であった
罔象女神様を祀っていたみたいですが
中社が認められたタイミングで
高龗神へ チェンジしたようですね。
何かしら大人の事情があるのやらと
勘ぐってしまいますが …
まぁ この高台の社には 打ってつけかもしれませんね
無事に お詣りと御朱印を戴き
最後の 丹生川上神社(下社)へと
向かいます 😄
あっ、そうそう
ここに来る途中に
現在では 絶滅してしまったという
ニホンオオカミの像を発見‼️
なんでも
明治の頃(1905年)
最後に 捕獲された場所だと
記念碑の横に 書かれておりましたが
大昔の話だと思っていましたが
意外に 身近な場所に居たと知ると
物哀しい気分になりますね 😢
おぉ、 かみ よ…
続く。